2023年の関西大学主な予定
2023年度の関西大学主な予定

関西大学の前田裕学長(ゆたか、66)は1月27日、学内で2023年度の授業方針について「すべてが原則、対面授業。250人以上の大規模授業はオンライン、オンデマンド型で行ってきたが、制限なしで原則対面にする」と表明した。

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前田学長は「オンデマンドのほうが教育効果があると学部が判断したものはオンラインで実施する」と説明。学部が指定する一部科目については、引き続きオンデマンド型の授業を継続するとした。

関西大学は1月23日に公式ウェブサイトなどを通じ、学長名で「教室についても通常の座席利用に戻します。これにより、履修者の多い授業についても対面で実施できるようになり、学生がキャンパスに集い、対面でのコミュニケーションをもって多様な人と交流し、人間関係を構築する環境を一層整えていきます」と学生に周知していた。

関西大学が2022年に実施した「コロナ禍の授業・学生生活に関する学生・教員アンケート調査」では、遠隔授業の満足度(79.4%)は対面授業(62.6%)より高かった。授業時間通りに出席する必要が無く、視聴日時や場所が選べるオンデマンド授業の原則撤廃に、ネット上では「悲報」「年間の予定が狂った」「バイトが入れられない」などの悲鳴が上がった。

また、2023年度の学年暦が判明。春学期授業スタート日は4月5日(水)。授業がある祝日の祝日授業日は7月17日の海の日(月)のみとなった。2022年は休業だった6月5日(月)の大学昇格記念日、11月4日(土)の大学創立記念日は授業日となっているが、大学創立記念日は統一学園祭期間に組み込まれた場合13学部で休講となる。

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