プロボクシングのWBAスーパー＆WBC世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗さん（31＝14年人間健康卒）が12日、大阪市内のホテルで関西大学の後援会が主催した「寺地拳四朗選手WBC・WBAタイトル統一戦祝勝会」に出席した。
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2022年11月1日の京口紘人戦（さいたまスーパーアリーナ）で7回TKO勝利。この日の祝勝会では、100人が2団体の王座統一を祝福した。拳四朗さんは「先輩とかがたくさん来てくれるし、僕も後輩としてしっかり活躍しようと頑張ります」と、母校からの大きな応援をかみしめた。関西大学の前田裕学長（ゆたか、67）は「拳四朗選手の活躍が在学生の励みになる」とたたえた。
WBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス（31＝プエルトリコ）との3団体統一戦に向け、陣営が今春開催に向け交渉を進めている。拳四朗さんは「（試合で）ゴンザレスにどう来られても対策はできている。3団体統一？もちろんです。むしろ4団体獲るんで。任せてください！」と、関係者や関大生に勝利を約束。ボクシング主要4団体の王座統一を目標とした。
人間健康学部の1期生で、関大出身者として初のボクシング世界王者。2022年の堺キャンパス祭には、なじみのキャンパスへの凱旋も果たした。「久しぶりの堺キャンパスは…相変わらず高校みたいだった」と笑いながら振り返る。
16日には関西大学の合格発表があり、新たな関大生が誕生する。「大学生の時は遊びたい時もあるけど、しっかり勉強して、いい大人になってください」と、関大生と新関大生にメッセージを送っていた。
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