後夜祭の最後に花火が打ち上がった=関西大学千里山キャンパス

11月2日から5日までの4日間、関西大学千里山キャンパスで開催された第46回関西大学統一学園祭に、10万742人が来場したと同学園祭実行委員会が発表した。2019年以来4年ぶりに、コロナ禍による制限が解かれた秋の祭典。3年ぶりの対面開催となった2022年の5万6195人よりも5万人増えた。

【写真】オープニングセレモニーは快晴!無数に舞うジェット風船

4日間の期間中、延べ159の模擬店が出店。4日に中央体育館で行われたシンガー・ソングライターの清水翔太さん(34)の学園祭ライブは、3500人が来場。チケットは完売し、約100人が音漏れを期待して集結。体育館の外まで「ショータ」コールが響き渡った。

ホストで実業家のROLANDさん(31)が3日、タレントでモデルのアンミカさん(51)が5日に来学。即日完売したトークショーには、それぞれ1000人が約1時間の話に聴き入った。アンミカさんのおなじみのフレーズ「HLLSPD~♥」と書かれたサインを当てた経済学部1回生の女子学生は「アンミカさんが関大に来ると聞いて、ヤバいと思った。めっちゃびっくりして、うれしかった」と笑顔を見せた。

アンミカさんのサインを当てた関大生

5日夕方に行われたフィナーレの後夜祭には、約2000人が参加。関西大学統一学園祭常任委員会委員長の守部誉さん(商3)は「実行委員会は愛される学園祭を目指して、必死に準備をしてきた。愛される学園祭を創れたのではないかと思います。皆さんがつないできた学園祭があるからこそ、今自分がここに立つことができている。昨年の実行委員会のOBの皆さまには、コロナ禍で止まった学園祭を、0(ゼロ)からの再起動というテーマで創り上げていただき、本当に感謝しかない」と、コロナ禍の中で灯を守ってきた統一学園祭実行委員の先輩たちに触れた。

後夜祭で閉会のあいさつをする関西大学統一学園祭実行委員長の守部誉さん

来場者数の目標を史上最多の15万人を掲げ、名実ともに「日本一」の学園祭を目指してきた2023年の関西大学統一学園祭。2019年に記録した12万人には届かなかったが、守部さんは「当初目標にしていた15万人は届かなかったが、日本一の学園祭は創れた。実行委員だったり、来ていたお客さんの顔の楽しそうな笑顔が見えた。盛り上がりは本当に日本一ではないかなと思います」と自負した。【佐野日向子】

【関連記事】

【写真】2018年統一学園祭ライブマジ奇跡の1枚!キュウソネコカミ&KEYTALK 関大生3500人と一緒に敬礼!

【写真】「関大で一番おもろいやつ誰やねん選手権」に出た関大生時代のゆりやん

関西大学100周年に出身お笑い芸人集結!「文09ー1035のゆりやんレトリィバァです」

関西大学が人気グミ「忍者めし」とコラボ 「関大めし」爆誕!

関西大学統一学園祭が開幕「愛と笑顔であふれる4日間に」

返事を書く