関西大学統一学園祭が2日、千里山キャンパスで4日間の日程で始まった。秋の祭典の開幕を告げるオープニングセレモニーが行われ、関大生約1500人が参加した。
【写真】2022年統一学園祭の名シーン 閉会宣言で感極まる当時の委員長・泉谷哲平さん
2019年以来、4年ぶりに開催制限がない学園祭。学生センター所長の松村吉信化学生命工学部教授は「学園祭の、関大の学生のパワーをしっかりと4日間で世の中の人々に見せてください。学園祭は制限がなくなったけども、学生はまだ、元気が取り戻せていないように感じてます。課外活動がこれだけ、世の中の人の心を打つんだというところを見せて欲しい」と、集まった関大生に呼びかけた。
開会宣言に立った関西大学統一学園祭常任委員会委員長の守部誉さん（商3）は、3年ぶりの対面開催となった2022年の学園祭を振り返り「来場していただいた皆様に多くの笑顔をいただきました。今年は、私たちが多くの笑顔を皆様に届けたいという思いがあり、今年度の学園祭のテーマを『笑ろてんか』といたしました」と、学園祭にかける思いを表現した。
みんなに愛される学園祭にするため、800人を超える学園祭実行委員が約1年間かけて準備をしてきたと強調した守部さんは「関大生だけじゃなく、千里山キャンパスが一体となり、愛と笑顔であふれる4日間にしたいと願っております」と開会を宣言すると、ジェット風船が快晴の空に放たれた。
2022年を大きく超える100以上の企画や、約160の模擬店がそろった統一学園祭。関大生の熱気が乗り移ったかのように、この日は24.6℃まで気温が上がった。【小野桃子】
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