関西大学の新入生歓迎オリエンテーションが、4月2日から始まった。千里山キャンパスではクラブ・サークルのブースが立ち並び、部員があの手この手で6958人の新入生を勧誘する光景が見られた。関西大学オリエンテーション実行委員会によると、今年は約200のクラブ・サークルが新入生を勧誘。参加団体は増加している。
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関大生のクラブ・サークル加入率は、2020年の調査で47.1%。全国平均より10ポイントほど低く、コロナ禍が直撃した現3回生に限ると「クラブ・サークルに所属したことがない」学生が一時、約7割を占めていた。関西大学によると、現在は復調傾向だという。
春学期のスタートや課外活動の本格再開で、キャンパスにいつもの光景が戻りつつある。クラブ・サークル紹介誌「サークルガイド」は6000部発行。関西大学オリエンテーション実行委員会の実行委員が、新入生に配っていた。
同委員会委員長の桐嶋朱野さん(法3)は「大学に活気が出てきてうれしいし、大学生って感じ。部活やサークルは、大学では教えてもらえないことが学べる。成長につながるので、入って欲しい」と課外活動への参加を呼びかける。
気温8度の花冷えの中、タンクトップ1枚で勧誘をしていた関大筋トレサークル・パンプ筋の高橋秀彰さん(社3)は2021年に同団体を立ち上げ、今回が初の新歓。すでに入部を決めた新入生が数人いるといい「筋肉が見えやすいのでこの格好です!筋トレをひとりでやっていても楽しみがない。一緒に筋トレしよう!」と、上腕二頭筋をピクつかせながら道行く人に〝パワー〟を送っていた。
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