20歳未満の2回生部員3人が飲酒や喫煙をしたとして、関西大学体育会アメリカンフットボール部が2月21日から3月9日までの18日間、全体練習を自粛していたことが26日、分かった。
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同日付の朝日新聞が報じ、関大はブームスポーツの取材に事実関係を認めた。同部は練習をすでに再開しており、大学は「法令違反で不適切であったのは間違いないが、部員たちは反省している。引き続き適切な指導していく」として、停部や活動休止などの新たな処分は科さないとした。
関大広報課によると、2回生部員34人が1月末、大阪市内の飲食店で同期の決起集会を開いた際、早生まれの19歳部員3人が飲酒。そのうち2人は喫煙をしたといい「強要はなかった」と説明した。
部員の申告で、2月20日に同部の副顧問が未成年飲酒、喫煙を把握。21日から自主的に全体練習を停止した。〝飲み会〟に参加した34人全員が、大学のコンプライアンス研修に参加したという。
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関西大学の学生課にあたる学生センターは、新歓行事などで「満20歳未満の飲酒が発覚したクラブ・サークルに対して、廃部や活動停止等の厳しい処分を行います」と警告している。
大学は、同部が18日間練習を自粛し、学生がコンプラアイアンス研修に参加したことなどを考慮。「部員に自責の念があり、自主的に報告があった。更生の余地がある」と手心を加えた。体育会やアメフト部だから甘くした?という質問には「そのようなことは絶対にありません」と、他のクラブ・サークルとの〝ダブスタ〟を強く否定した。
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