関大生アイドルコピーダンスサークル「Kitty eye」が7年ぶりUNIDOL関西予選出場 7分半の情熱ステージに700人歓声

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「UNIDOL 2023-24 Winter 関西予選」に出場した各大学のアイドルコピーダンスサークル

大学対抗女子大生アイドルコピーダンスサークル日本一決定戦「UNIDOL(ユニドル)」の関西予選「UNIDOL 2023-24 Winter 関西予選」が19日、大阪市内で行われ、関西大学のアイドルコピーダンスサークル・Kitty eye(キティーアイ)の選抜メンバー3人が出場した。

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全国5都市で予選が開かれ、関西予選では17チーム中上位2チームが2024年2月13日に横浜市で行われる決勝戦へ。やっぱりまかろん。(同志社大)、星空パレット(関西学院大)の2組が駒を進め、Kitty eyeは惜しくも進出を逃したが、AKB48の「Beginner」、欅坂46の「サイレントマジョリティー」、SUPER☆GiRLSの「はじまりエール」の3曲を披露。約700人の観客を上下にスイングさせた。

アイドルグループの楽曲に乗せ、振り付けをコピーして踊る「アイドルコピーダンス」の世界。Kitty eyeは、関西大学内で在学生のメンバーが代わりながら存続する歴史のあるアイドルコピーダンスサークルで、統一学園祭の中央ステージやイベント出演、吹田メイシアターでの自主公演などを行い、ファンも多い。UNIDOL関西予選への出場は、2016年以来7年ぶりだという。

ランウェイを歩くKitty eyeの(左から)道本月乃さん、ひめりんさん

出場した道本月乃さん(みちもと・つきの、政策創造4)は「自分が4回生でラストで、最初で最後の時期ということでUNIDOLという大会にこれまで出てこなかったんですけど、UNIDOLに出場したかった」と振り返る。永井優衣さん(社会4)は「Kitty eyeは1年前くらいは特にあんまり活動がなかったチームだったけど、私たちが出ることでもっとより多くの人にKitty eyeを知ってもらったりとか、メンバーもいっぱい入ってきてもらいたいということで、大会に出ることを決めました」と息を切らした。

他大学の学生という2回生のひめりんさんは「アイドル自体に憧れがあった。歌に自信がなくて、口パクで踊れるっていうのが割とぴったりで、高校生の頃からアイドルコピーダンスのチームに入ってUNIDOLに出場したいと思って、いっぱい探して見つけたって感じです」と、関大のサークルに入った理由を明かした。

コロナ禍真っ只中の2020年に入学した道本さんと永井さん。道本さんは「アイドルへの夢を叶えることができなくて、その代わり大学でアイドルコピーダンスのサークルがあるというのを知っていたので入ろうと思っていたが、1回生の時は1年間何も活動ができなくて…」と述懐する。「2回生になったタイミングで、やっぱり何か始めないとと思って、ずっと憧れだったこのサークルにDMを送って加入を決めました」と、夢舞台に立つまでのストーリーを語った。

永井さんは「昔から歌うのも踊るのも好きだった。ダンスのサークルに入りたいなと思っていたら、Kitty eyeの活動を知って、道本月乃ちゃんが入っているのを見てすごいアイドルみたいな子だと思って憧れもあった。自分もやってみたいと思った」と、自身を表舞台に導いた盟友の顔を見つめる。

UNIDOL 2023-24 Winter 関西予選のステージに立つKitty eye

会場は有名アーティストも足を踏み入れるライブハウス。まばゆいライトに照らされた7分30秒のステージに、ひめりんさんは「最初のBeginnerが鳴った瞬間に、もう『おぉ~』となった。観客が楽しんでくれるか、知られているかどうかも含めて不安やったんですけど、ペンライトを振ってくれたりとか楽しかった」と、UNIDOL出場者にしか分からない〝快感〟を口にした。

道本さんは「パフォーマンスも限られた時間の中で、どのようにお客様に伝わるかっていうのを取り組んだ。その点が難しくもあり、楽しくもあった」と、濃密な時間を過ごしたことを喜ぶ。永井さんも「初めての大舞台で、審査員の方々の評価もいただくっていうことで、今までそういった評価をいただく環境になかったぶん、すごく貴重な経験になったというか、やり切った気持ち」と完全燃焼した。

アイドルコピーダンスの活動は、時にからかわれたりする時もあるという。道本さんは「好きな気持ちっていうのは否定せずに、その気持ちをどんどん開放して、自分の原動力につないでいって欲しい」と訴える。永井さんは「自分の好きを貫くことだったり何か新しいことを決めることってすごい大事だと思う。私は勇気を出してサークルに入って、本当に優しい子に出会えてよかったと思っている。何か新しいことを気負いせずに始めて欲しい」と、関大アイドル界隈の盛り上がりを望んでいた。【佐野日向子】

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