拳四朗さん(左)の祝勝会にスペシャルゲストとして登場した織田信成さん

プロボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗さん(27=14年人間健康卒)の関西大学後援会が11日、大阪市内のホテルでV5防衛の祝勝会を開き、約120人が関大初の世界チャンピオンを祝福した。ゲストとして登場したアイススケート部監督の織田信成さん(31)は、バラエティ番組進出を狙う拳四朗さんに食レポの奥義を伝授した。

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「よ〜いドン!」のロケで鍛えた食レポは、天下一品(ラーメンじゃない)だった。拳四朗さんの大好物・高級牛肉を手土産に、来場した織田さん。テレビで食レポをやりたいと話す拳四朗さんに「ここにシャトーブリアンがあると思ってエア食レポをやってみて下さい」と、初対面でまさかのムチャぶりだ。

フジテレビのバラエティ番組「アウト・デラックス」に出演した際、あのマツコ・デラックスを笑わせた拳四朗さんが本気の食レポを披露するが「全然ダメですね…」とダメ出し。ここからは、織田さんの独壇場だった。

(織田さんの声に脳内変換してください)「うわぁ、ちょっとこれ、え〜っ!シャトーブリアンじゃないですか!」「これいくらくらいするんですか…え〜っ高っ!」「ちょっと待ってこれ…びっくりするくらいやわらかい!めっちゃおいし〜い!」

関西ロケの帝王・タージンにも負けないパンチの効いた食レポに、会場は大拍手。織田さんは「これぐらいでやって、テレビを見ている方には普通くらいで伝わります。困った時は、大きな声で押し通す」と、拳四朗さんに一子相伝の〝秘孔〟を惜しげもなく教えた。

癒やし系王者のさらに上を行く織田さんのキャラに、拳四朗さんは「すごく気さくで、本当にいい方だった。食レポはプロ。あのオーバーリアクションは勉強になった」と舌を巻いた。早ければ5月にも予定される6度目の防衛戦に備え、都内で練習に励む。

WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口絋人選手との統一戦の機運も高まる。織田さんは「僕も世界で戦ってきたので、厳しさが分かる。V10って話も出ていたけど、拳四朗さんだったらできると思う」と共闘エールを送った。

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