「進化系!プレミアム★ふわふわココ夏かき氷」のショコラ味(左)とベリー味

関西大学商学部横山恵子教授のゼミ学生が、9月6日一日限定で大阪市浪速区幸町のsari sari store(サリサリストア)で地球にやさしいヴィーガンかき氷「進化系!プレミアム★ふわふわココ夏かき氷」を販売する。

【写真】横山ゼミ過去にはこんな商品も! 「海老芋ポタージュ」

かき氷のソースはココナッツミルクをベースに、チョコと紅茶、オレンジの「ショコラ味」(1300円)とブルーベリー、イチジクの「ベリー味」(1200円)。横山ゼミやサリサリストアのインスタグラムをフォローすると、それぞれ100円引きとなる。

横山恵子教授と横山ゼミの学生、ココウェル、池永鉄工のスタッフがPR

横山ゼミはソーシャル・アントレプレナーシップ(社会問題解決のための起業)との協働をテーマにする。徳田優月(商3)さんは「ココウェルはアントレプレナーシップの代表という感じだけど、学生にとっては認知度が行き渡っていない。私たちがコラボすることでいろんな人に存在が知れ渡ったらいいなという思いで協働を決めました」と、ココナッツオイルなどココナッツ製品の販売を通じて、フィリピンの貧困問題解決に取り組むココウェル(大阪市)代表の水井裕さんと商品開発に取り組んだ。

数々の商品候補の中から、ゼミ生で、365日かき氷を食べる〝ゴーラー(かき氷愛好者)〟という川北真緒さん(商3)が「私がココウェルさんに熱弁した形です…」と提案。水井さんのハートをつかみ、ココナッツミルクアイスを使ったかき氷の商品化が始まった。

川北さんは、かき氷界隈で知り合った縁から大阪・中崎町の超人気フランス菓子店・パティスリーラヴィルリエと、かき氷機メーカー・池永鉄工(大阪市)に協力を依頼。ラヴィルリエ服部勧央シェフの全面協力で、かき氷ソースのレシピを開発。池永鉄工からは、同社のSWAN印かき氷機が無償貸与される。「昔ながらのガリガリではなく、ふわふわの食感のものを提供します」と胸を張る。

販売当日は、横山ゼミの学生がココウェル本社1階の店舗サリサリストアを貸し切り、午後1時から6時30分までかき氷を100食販売予定。販売だけでなく、ココウェルの取り組みやココナッツの魅力もPRする。

南條鈴音さん(商3)は「かき氷の売上は、経費をのぞいたフィリピンの社会貢献団体に寄付するというところがこのプロジェクトの目標。活動を通じてココウェルさんの企業理念に合ったココファンドに協力していけたらなと思っている」と、かき氷を通じてココウェルの企業理念やフィリピンの貧困問題などに触れてもらいたいという。

横山教授は、ラヴィルリエや池永鉄工が学生の熱意に打たれたとして協働したことに「みんな熱いハートで関わってくれた。やっぱり学生の熱意ってすごいなと傍からみて感じた」と目を細める。かき氷が溶けんばかりの情熱で、横山ゼミ生の「夏の一杯」が出来上がった。

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