文部科学省は21日、政府の基金3000億円で大学、高専の理工系・農学系学部を拡充する支援事業「大学・高専機能強化支援事業」の初回公募で、申請があった111校118件を選定したと発表した。
大学にデジタルやグリーンなど成長分野への学部再編を支援するもので、1校あたり20億円を助成する。関西大学は「学部転換」の支援枠に応募。「ビジネスデータサイエンス学部ビジネスデータサイエンス学科」「システム理工学部グリーンエレクトロニクス工学科」が選定された。
学部再編のためには、3年以内に文科省へ設置認可等の手続きが必要となるが、関西大学の13学部のうちいずれかの学部・学科がビジネスデータサイエンス学部ビジネスデータサイエンス学科に改編される可能性が出てきた。
新学部となれば、2010年(平成22)に人間健康学部、社会安全学部を開設して以来となる。
関西大学広報課はブームスポーツの取材に、ビジネスデータサイエンス学部ビジネスデータサイエンス学科などの開設について「構想段階」であることを強調。新学部になるのか、どの学部が転換するかなどについて「まだ、国への支援事業に申請している構想段階。発表できることはありません」とした。
SNS上では関大生から「めっちゃカタカナ」「履歴書の欄に入らない」「長い」「Fランみたい」との声も。高槻キャンパスの総合情報学部生からは「総情1択じゃね?」「ウチがなるってこと!?」などの疑念が早くも飛び交っていた。
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