関大生にギフトを手渡す前田裕学長(左)

関西大学と関大生の保護者会・関西大学教育後援会が20日、食の支援として学生約300人に米2キロやカップそば、鏡餅などの配布を開始した。初日には前田裕学長(ゆたか、66)、芝井敬司理事長(66)が関大生に手渡しした。

【写真】この値段でこのメニュー!?関大の100円夕食が豪華すぎる

ほかにも、SDGs(持続可能な開発目標)を考える「年末SDGsギフト」として、賞味期限が迫った乾パン、ビスケットなども同封。製菓メーカーのUHA味覚糖の協力で、グミなどのお菓子も含まれた。

関大生に手渡された「食の支援」の品々

年末恒例となった学生応援企画は、コロナ禍真っただ中の2020年にスタート。コロナに加え、2022年の年末はさらに物価高も襲った。前田学長は「物価が上がっていることを実感し、学生の生活も苦しくなっている。教育後援会には継続的にご支援いただいているし、大学も生活目線で学生をサポートする支援の企画も生まれている」とし、ひとり暮らし学生の生活を思いやった。

岡山県倉敷市出身で、千里山キャンパス近くに下宿しているという田中智士さん(法3)は、1回生の頃から3年連続して食品などをもらっているといい「お米が一番うれしい。けっこう助かる」と笑顔を見せた。家賃をのぞいた月の生活費は5万円。電気代の高騰が苦しいという。「燃料調整費が上がったのも痛い。大学の100円夕食が今はなくなったので、復活してほしい」と、現在休止中の100円夕食復活を熱望していた。

芝井敬司理事長も〝サンタ〟に

システム理工学部1回生の井原潤太さんは、徳島県鳴門市からの下宿生。「お米など食べるものはやっぱりうれしい。春、秋はそうでもなかったけど、寒いので電気、ガス代がこたえる」と切実。実家暮らしの山下璃奈さん(経済4)も「電気代や風呂の追いだき代がもったいないから早く寝ろと言われる」と、学生にとっては厳しい冬を訴えた。

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1コメント

  1. 学生さん、風呂の追い焚きは不経済です。寒くなると余り汗は出ません!風呂は隔日に入る、追い焚きは駄目ですよ。1回入れば捨てる。次入る時には新しい綺麗な湯で入る事だよ。追い焚き時間も掛かるのでガス代が高くなります。幾ら高いと言っても水代が一番安いんだよ。わかりましたか?私は主婦です。

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