閉会宣言で感極まる泉谷哲平さん

3年ぶりの対面開催となった第45回関西大学統一学園祭の来場者数が、11月3~6日の4日間で5万6195人だったことが分かった。統一学園祭実行委員会が最終日の6日、速報値として発表した。コロナ禍前の2019年の第42回統一学園祭の来場者数は、約11万人(同実行委員会発表)だった。

【写真】この光景が戻ってきた!オープニングセレモニーで飛ぶジェット風船

〝0(ゼロ)からの祭起動〟とうたった秋の祭典は、100%ではないが確かに再起動した。最終日をのぞく3日間で102団体が模擬店を出店。団体数は3年前に比べ半減したが、売り切れ店が続出した。模擬店に用意された再生可能のエコトレイ容器は約4万7000枚用意されたが足りなくなり、1万3000個追加された。1万1000部刷られた公式パンフレットは品切れ。4000部の簡易版が、急遽用意された。

模擬店には行列が

統一学園祭実行委員会常任委員会委員長の泉谷哲平さん(経済3)は「学園祭って楽しいんだと思った。来場者の方々にも、我々が目標にしていた2年間で失われた思い出っていうのを取り戻せたんじゃないかなと思う。来年以降、さらにすごい学園祭になる」と、2023年にバトンをつないだ。

多くの来場者が訪れた2022年の関西大学統一学園祭

6日に行われた統一学園祭フィナーレの後夜祭には、約2000人が参加した。閉会宣言した泉谷さんは、マイクに立つ前から感極まっていた。「4月、5月は本当に、開催できるかどうかも分からない。そんな状態で。今、本当にこの4日間、奇跡みたいで…夢みたいで…。このステージに立てることが、本当に幸せです」と、あふれる涙をぬぐった。

20、21年とオンラインで行われた統一学園祭。泉谷さんはステージ上で「学園祭の開催が難しい中、先輩方がオンラインという形で、守ってくれました。僕たちにこの学園祭をつないでくれました。先輩方が、この学園祭を守ってくれたおかげです」と、伝統を守り抜いた先輩たちへの感謝の言葉も忘れなかった。

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