「フィギュアスケート・近畿選手権」(10日、木下アカデミー京都アイスアリーナ)
女子フリーが行われ、白岩優奈さん(文2)は108.10点、合計159.99点で4位。森下実咲さん(人間健康4)は89.84点、合計139.31点で6位だった。久保舞和さん(人間健康3)は73.49点、合計109.48点で14位。以下、演技後に会見に臨んだ白岩さんとの一問一答。
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―近畿選手権振り返っていかがでしたか
「えーっと、思ったより跳べたなぁって感じで、とにかく今は滑り切れたことにほっとしています」
―演技前は不安が大きかった?
「不安しかないような状態で、とにかくきょうは内容よりも私が自分らしい笑顔で滑るっていうことができたらいいなと思って滑って。技術面に関しては本当に不安しかなかったです」
―笑顔で滑ることはできましたか
「きのうよりできたので、よかったと思います」
―気持ちの切り替えみたいなのはあったのですか?
「私がこの試合にせっかく出るなら、ショートみたいな不安が前面に顔に出るような、そんな顔で演技しているよりも、少しでもスケートが好きで楽しいという気持ちがあるなら、それを…その気持ちはウソじゃないので、その気持ちを出して滑った方が勇気も出るし、応援しているファンの皆さんも楽しめるんじゃないかなと思って、とにかく楽しむこと、笑顔で滑ることを目標に滑りました」
―フリープログラムの見どころを教えてください
「この曲はたくさんのメダリストの方が…たくさんのスケーターの方が演じてらっしゃって、みなさんそれぞれの見せ方っていうのがあって、どのプログラムも本当に素敵な表現だと思うんですけど、私がこのシェヘラザードで演じるのは、強い女性を演じようと思っていて、強いだけじゃなくてシェヘラザードの世界観もしっかりと残したいなと思っていて、特に一番注目ポイントは最後のステップなんですけど、本当に去年のプログラムも本当にすごく大変なステップシークエンスだったんですけど、今年はそれを上回る難しい激しい、細かい、速いステップなので、それをしっかり最後まで、体力が切れることなく、滑り切れるように頑張りたいと思っています」
―今シーズンの目標、意気込みを教えてください
「今シーズンはブノワ・リショーさんに2つとも振り付けしていただいて、2つのプログラムそれぞれに世界観が全く別なので、しっかり演じ分けできるように。去年と同じような失敗はしたくないので。でも、パーフェクトな演技に近づけるように頑張りたいと思っています」
―演じる前に気持ちを切り替えたって話だったんですけど、ポーズに入った時に口角を上げて笑顔で入ってたと思うんですけど、あれはスイッチの瞬間だったんですか?
「不安もあるし緊張もあったので、自然な笑顔があんまり作れてないかなと思ったので、自分で口角を上げて笑おうっていう風に意識しました」
―気持ちが前向きになったりいい演技ができたとか、今後も使えそう?
「そうですね。自分で口角を上げることで、きょうはよし、頑張ろうっていう風に思うので、やってよかったなあって思いますし、これから同じようなことがあるかもしれないので、同じように対処できたらいいなと思います」
―練習量っていうのは万全な時に比べたら少ない感覚ですか
「かなり少ないと思います。滑れる時はもちろん滑るんですけど、滑れない日は完全オフだったり無理しないようにしているのでいつもの近畿前とかに比べたら、かなり練習量は減っていると思います」
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