本田太一さん涙…また涙「引退しても、社会人になっても、一生忘れない」会心のSP演技

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全日本選手権男子フリーの演技を終え、本田太一さんが感無量の表情を見せる=長野ビッグハット(写真:アフロ/JSF)

「フィギュアスケート・全日本選手権」(長野ビッグハット)

25日に男子ショートプログラム(SP)、26日に男子フリーが行われ、今季限りでの現役引退を表明している本田太一さん(22=経済4)はSP67.86点、フリー110.01点の合計177.87点で19位だった。

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完全燃焼した。25日のSPの演技後には「あした(フリー)は笑って終わりたい」と話していた本田太一さん。最後の全日本での4分間。演技が終わると、ビッグハットの天井をあおいだ。晴れやかな表情を浮かべていたが、氷にそっと手を触れ、リンクサイドに降りると涙が止まらなかった。

SPもフリー後も、ミックスゾーンではずっと泣いていた。フリー後は「幸運なことに後半グループで滑らせてもらって。きのうのも僕の限界ですし、きょうのも僕の今の限界かなって思います。すべてを出し尽くせた?はい」。今季限りでリンクに別れを告げる太一さんは、気力のかぎりを振り絞った。

25日のSPでは、今季の自己ベストを更新する演技。会心のトリプルアクセルを見せ、ジャンプを決めるごとに滑りながら右コブシを握った。フリーでは一転、冒頭のトリプルアクセルで転倒。「2日間連続でいい演技ができたりしないかなって思ったんですけど、さすがに奇跡は起こらなかったです」と、痛めた腰に何度も手をやった。

ここ3~4年、満足いく演技ができなかったと振り返る。「最近は練習も全然ダメで…。吉野(晃平)コーチも見捨てずに応援してくれた。全く体は動かなかったですけど、気持ちだけは切らずにいた。最後はジャンプとかじゃなくて、この空気を味わいたいなと思って」。独特の空気感が漂うリンクで「限界」を口にするほどの集大成演技を見せた。

就職活動を終え、大学卒業後はスケート関係ではない進路に進む。「こんなに声援していただいて、特にショートに関しては、実力以上のものが出た。引退して、社会人になっても、きのうの演技っていうのを一生忘れないと思います」と男泣きした太一さん。スケーター人生最後の大舞台となった全日本選手権で、日本一美しい涙を流した。

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