9期目サファイアの神澤こころさん(左端)、柴田実桜さん(右端)と写真に収まる10期目の御手洗菜々さん(左から2人目)、阪上雅日さん

兵庫県宝塚市の観光大使「リボンの騎士サファイア」の任命式が3日、同市の手塚治虫記念館で行われ、関西大学商学部2回生の阪上雅日さん(さかうえ・みやび、19)が、関西学院大2回生の御手洗(みたらい)菜々さん(19)とともに中川智子市長(73)から10期目のサファイアに任命された。

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〝関関コンビ〟の2人は来年2月から、同市ゆかりの漫画家・手塚治虫氏の漫画「リボンの騎士」の主人公サファイアの衣装に身を包み、観光大使として宝塚をPR。同市はゆるキャラを置かず、2009年から生身のサファイアがイベント出演や市の魅力を発信する役割を担っている。

中川市長は「コロナ禍の中でも、笑顔と希望を与えてくれるような仕事をしてくれることを期待しています」と任命書を渡した。治虫氏の長男で、記念館名誉館長の映画監督手塚眞氏(59)は「彼女たちが育つことによって、宝塚市も育つ。新たな光になって、手塚治虫の精神を世界に広めていくために活躍していただきたい」と声をかけた。

「リボンの騎士」の主人公サファイア像と阪上雅日さん

性別不問の第10期サファイア募集には、過去最高となる80人から応募があった。阪上さんは、昨秋に英国へ留学。在住する宝塚市が誇る宝塚歌劇や豊かな自然を紹介した際、留学先で「なんていい街なんだ!」と絶賛されたという。

父の友人からも応募を勧められ「こんな素敵な街に住んでいるんだったら、魅力をアピールしたい」とチャレンジした。事前課題となった「観光大使サファイアがおすすめする宝塚市の魅力」というインスタグラムの投稿では、得意の動画編集を駆使。ストーリー仕立てで存分に〝地元愛〟を押し出した。

12人のファイナリストが競演した最終選考会で、サファイアとして名前を呼ばれ「その瞬間は…ボーッとしてました。30番…私!?」と振り返る。大学の友人に就任を報告すると「なんかわからんけどすごい」との反応が返ってきた。

同市の阪神競馬場で行われる中央競馬春のグランプリレース・宝塚記念では、市長とともにプレゼンターとして宝塚市長賞を授与する大役も待っている。宝塚の魅力を全国、世界に発信したいと意気込む阪上さん。清く正しく美しく、すみれの花が咲く街を伝えていく。【陣内鈴夏】

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