関大前のアジアンエスニック食堂「台風飯店express」が19日、21日の開店を前にプレオープンした。大阪・谷町6丁目にある「台風飯店」の系列店で〝台風の通る道のりの料理〟がメーン。タイや台湾、沖縄などの南国料理を扱う。約50席の店内には、関大前にはないアジアな食堂の雰囲気が広がっていた。
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運営会社マネージャーの藤原利徳さん(32)は「関大生の生活リズムに溶け込んでいけるように、ライフスタイルに合う店づくりをしたい」と、授業前や昼休み、学校帰りなど関大生の〝普段使い〟を意識した。朝8時~夜11時(日曜定休)の営業で朝・昼や居酒屋メニュー、テイクアウトも充実。12席あるカウンター席には、勉強もできるようコンセントも備えている。
谷町6丁目の台風飯店は、アーティストPVの撮影場所としてもたびたび使われている。飲食だけでなく、音楽やファッションでも関大生にアプローチしていきたいと藤原さんは意気込む。「音楽や服といった文化も楽しんでいってもらいたい。若い人の文化とつながれば」と積極的に情報発信していくつもりだ。
同店の公式サイトのみで行ったバイト募集には応募が殺到するなど、注目度の高さをうかがわせる。運営会社の社長が思い入れを見せる関大前が、学生街への初出店。「リーズナブルに気軽に、料理や雰囲気を楽しんでほしい」と呼びかけた。【長洲悠紀】
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