織田信成さん、濱田コーチを提訴…関大アイススケート部辞任めぐり

1
1587
宮原知子さん(左から2人目)の五輪壮行会で同席する関西大学の芝井敬司学長(左端)、濱田美栄コーチ(左から3人目)、織田信成さん=2018年1月18日

関西大学アイススケート部の監督を9月9日付で辞任した織田信成さん(32=15年文院修了)が辞任の経緯をめぐり、精神的苦痛を受けたとして、同部コーチの濱田美栄さん(60)を相手どり、1100万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしたことが18日、分かった。

【写真】織田信成さんは…監督就任会見から泣いていた

織田さんはこの日、同地裁内で弁護士とともに会見。関西大学にも、同大学のハラスメント防止ガイドラインに基づき、事実解明と救済を求めたことを明らかにした。織田さんは「フィギュアスケート界の悪弊に一石を投じるためにも、濱田コーチがしたことを裁判で明らかにしていきたい」と話した。

織田さんは9月29日、自身の公式ブログで「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ(モラルハラスメント=精神的暴力)行為があり、その影響で春ごろから体調を崩すようになった」と、同部の辞任理由を「多忙」とした関西大学の説明を否定。「週刊新潮」10月31日号のインタビューに応じ「リンク上での嫌がらせやモラハラ」をした人物を、濱田コーチだと主張している。

織田さんのブログ告発後、10月から織田さんと濱田コーチ、関西大学がそれぞれ代理人を立て、話し合いを進めてきたが着地点は見つからず物別れに終わった。

関西大学は「嫌がらせやモラハラは確認できなかった」と、織田さんの主張に反論。10月4日には、芝井敬司学長(63)名で「織田信成さんに関する一連の報道について」と題した文書を発表し「結果として織田信成さんの心情を十分に斟酌できず、事態を適切に収拾できなかったことを深く反省しています」などとした。

ただ、関西大学はハラスメントの有無については「(織田さんの主張するような)ハラスメントはありません」(大学関係者)としている。

関大リンクを舞台にした織田さんと濱田コーチの冷戦が、ついに法廷バトルへと発展した。

【関連記事】

アイススケート部コーチが嫌がらせ?織田さんのブログ告発に関大激震

関大アイススケート部信成監督が電撃退任…コーチも

織田信成さん、関大アイススケート部監督就任で驚きの条件

五輪を前にした宮原知子さんに…織田信成さんから珍アドバイス

【動画】宮原知子さんがピアスを開けた理由「ここからチャレンジが始まっています」

1コメント

  1. 織田信成さんが泣くのがキャラだから、私は信用していません!仮に浜田コーチが問題だと思うなら、やっぱり、織田信成さんにも問題だと思いますよ。余り現役コーチの事を掻き立てるのはいけません!他には生徒たちがいますので、もう、当人同士に任せるが策と思いますね。織田さん最初から浜田さんからモラハラ、等述べてますが被害妄想があるんではと思いますよ。

松原輝子 へ返信する 返事をキャンセル