関西大学の第42回統一学園祭が、11月1日から4日間の日程で開幕する。令和最初の統一学園祭は「LINK with U~つなげ関大愛~」と銘打たれた。昨年は史上最多の10万4076人が来場。今年も186のサークルやゼミが模擬店を出店し、西日本最大の学園祭に華を添える。
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初日の1日には、吉本興業所属のアインシュタイン、祇園、さや香がお笑いライブ。2日に行われる学園祭ライブには、4人組バンドKANA-BOONが来演する。最終日の4日には、俳優の玉木宏さん(39)が5年ぶりに関大でのトークショーに臨む。
750人の学園祭実行委員が、1年間かけて準備してきた秋の祭典。統一学園祭常任委員会委員長の塩川啓矢さん(しおかわ・ひろや、21=社3)は「ふだん感じられないような、人と人のつながりを感じてほしい。実行委員が1年間かけてつくってきた結晶のような4日間。関大生の本気を見て欲しい」と来場を呼びかけた。
KANA-BOONの学園祭ライブを手がける同委員会ライブ局の今田泰貴さん(こんだ・たいき、20=商3)は「人気曲を中心にしたセトリ(セットリスト)になる。西日本最大級の学園祭ライブの雰囲気を楽しんでください」と、中央体育館を3200人規模の熱狂空間に変える。チケットは1日から、学園祭開催中の千里山キャンパスでも一般・関大生向けに販売される。
平成ラストイヤーに、目標だった来場者数10万人のハードルを越えた。「人の数もそうですけどおもてなしにこだわっていきたい」と、内容でも〝昨年超え〟を目指す塩川さん。新しい時代の学園祭が、心地よい秋風とともに幕を開ける。【学園祭取材班】
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