織田信成監督 就任会見3「ゆるい監督として」

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−宮原選手に関しては

「全日本選手権を3連覇している選手なので、僕自身がこういう選手になって欲しいとか言うよりも、彼女自身が思い描く目標に向かって頑張ってほしいという気持ち。五輪に僕も出場したことがあるので、今までの大会とは違って4年に1度という、どの選手も込めてくる大会なので、独特の雰囲気がある。ただ、彼女だったらそういった特別な雰囲気っていうのも見事に乗り越えて、すばらしい演技をすることができると思うので、五輪に出場して、平昌で笑顔が見れたらと思います」

−一度固辞した監督就任を決断したのはなぜですか

「昨年末からお話をいただいていたんですけど、本当に自分で務まらないのではないかという不安と、みなさんに迷惑をかけてしまうのではないかという不安があった。最初はお断りしていたんですけれど、本当に学長からぜひ頑張っていただきたいという言葉を聞いて、頑張ろうという気持ちになりました」

【写真・記者会見で時おり驚きの表情を見せる織田信成監督】

−中高スケート部も指導する?

「中高スケート部に関しても、これから関西大学のアイススケート部に入部してくれる有望な選手と認識していますので、そういった選手たちも含めて、関西大学たかつきアイスアリーナを練習しやすい環境にだとか、彼女達が自分の目標のためにどういった練習環境を提供できるのかであったりとか…。そういった所はリンクで練習しているコーチ方と話し合って、決めていけたらいいなあと思っています」

−選手とどうコミュニケーションを取る?

「関西大学アイススケート部で練習している学生と中高スケート部の選手達とは、毎日顔を合わせて仲良くやっているんですけど、まだみんなそこまで監督っていう認識はないと思うので。でも、逆にそれでも自分の中ではいいかなあと思っていて。監督って聞くとなんか厳しいんかな…みたいな感じなんですけど、ちょっとゆるい監督として、和やかな雰囲気で、やっぱり世界に羽ばたく強い関西大学なんだって胸を張って言えるようなスケート部にしたいと思っています。不安でいうと、選手達にこの監督大丈夫なんか?と思われることくらいですかね。頑張りたいと思っています(笑)」

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