関西大学商学部と学生有志が主催するファッションショー・エシカルファッションコレクションが11日、関西大学梅田キャンパスのKANDAI Me RISEホールで行われ、13ブランドの服やアクセサリーをまとった関大生モデルがランウェイを歩いた。

エシカルファッションとは、素材の選定や製造、流通などで人や環境に考慮したファッション。実行委員会代表の林佑美さん(22=商3)は「人や環境に優しいファッションです」とわかりやすく説明する。学部の協力もあり、大学が主催するエシカルファッションイベントとしては、国内最大規模となった。

林さんは約1年前に、エシカルファッションという言葉を知った。「なにげなく着ている服が、どう作られているかを考えることで生き方が変わります」と話す。フェアトレードや児童労働といった問題ともつながる、エシカルという概念。多くの関大生に知ってもらうことが狙いだ。

Leeやパタゴニアなどの有名ブランドが協力。300人を超える観客が、最新コレクションに触れた。「ダサいと思われているけど、おしゃれなものもあると知ってほしい」と林さん。まだまだ認知度は低いエシカルという言葉だが、関大からも社会に広めていく。【写真・KANDAI Me RISEホールで行われたエシカルファッションコレクション=11日・関西大学梅田キャンパス】

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