少しの勇気が、あなたを変える。関西大学の「ミスター&ミスキャンパス関大2016」の候補者募集があす締め切られる。昨年のミスター関大・山村伊織さん(20=システム理工3)とミス関大・冨士綺香さん(ふじ・あやか、19=文2)が、エントリーを呼びかけた。【写真上・東京で行われたミスキャンの全国大会に出場した山村伊織さん(左)と冨士綺香さん 写真下・昨年のミスター&ミス関大ファイナリスト】

山村さんは、兄に勧められて応募。〝やらなくて後悔したことがたくさんある〟との言葉に背中を押され、一歩踏み出した。「もともと内気だったが、そうじゃなくなった。周りから明るくなったねと言われます」。人の前に立つ経験が、理系男子に華をもたせた。

スタッフが勧誘した新入生が、ミス関大の座を射止めた。「皆がもらえるチャンスではないので、無駄にしたくないと思った。1回生でわけがわからないからこそ、わけがわからない世界に飛び込んでみたかった」と、冨士さんは振り返る。

昨年12月6日に阪急うめだホールで行われた決勝大会で第4代ミスター、第6代ミスに輝いた2人は、3月30日に東京・台場で行われた全国大会にも出場した。山村さんは部門賞を獲得。冨士さんはミス関大として、初めて東京の舞台を踏んだ。

候補者として活動した、1年間の濃密すぎる時間。山村さんは「自分を変えるきっかけになった。出ていなかったら、何をしたということもなく大学生活が終わっていたと思う」と述懐する。冨士さんも「人生で一番というくらい印象深かった。多くの人に応援してもらったといたというのが、目に見えてわかった」と、歩いてきた道のりをたどった。

「ひとつでも何かに一生懸命、本気で取り組みたいと思うのなら挑戦してほしい」と話す山村さん。冨士さんは「落ちたら恥ずかしいとか思わないで欲しい。小さな興味を無駄にして欲しくない」と、将来のミスター、ミスに声をかけた。

応募条件は関大生(学部生)であること。主催団体のツイッター @kandai_mc_2016 などで、応募を受け付けている。
【関連記事】ミスター&ミス関大がミスキャン全国大会出場-2016年4月1日
2015ミスター&ミス関大が決定!-2015年12月7日

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%92

返事を書く