天下茶屋の(左から)野村敬介さん、小松立希さん

関西大学のお笑いサークル、関大ストラットから飛び出した小松立希(りつき)さん(23=24年社卒)、野村敬介さん(23=社4)のお笑いコンビ「天下茶屋(てんがちゃや)」が、アマチュアお笑い界で注目を浴びている。413組が出場した「大学生M-1グランプリ2023」 (早稲田大学放送研究会主催)決勝でナユタに1票差で敗れ準優勝に終わったが、全国に名をとどろかせた。小松さんが3月に関大を卒業。野村さんの卒業を待って本格的にプロを目指すという天下茶屋に、今後を聞いた。

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天下茶屋は、2人が関大在学中だった2022年7月7日にコンビ結成。1月14日に早大大隈講堂で行われた大学生M-1決勝に進出したことで、ネットニュースにも取り上げられたが、日刊スポーツの記事では「同志社大 天下茶屋」と書かれてしまった。

舞台での天下茶屋(左が野村敬介さん、右が小松立希さん)

関大と同志社大を間違われたことについては「まだ怒っている」と胸中を明かす小松さんだが、初めてエゴサーチができたと喜ぶ。「ふだんでは考えられないくらいの視聴数というか、コンビ名で天下茶屋って入れたら、もう全く知らない人たちが褒めてくれるつぶやきがいっぱいあった」と、反響を振り返る。

2023年のM-1準々決勝に進出した大学生のアマチュアコンビ・ナユタに肉薄した天下茶屋。プロの漫才コンビに匹敵するぐらい、エピソードも豊富だ。野村さんは横浜市出身。2浪で関大に進んだ仰天の理由を明かした。

「1浪して立教大学に合格したんですけど、なんか入学金を期限までに支払わなかったので『入れません』って言われて…。家庭の事情ではなくボーンヘッドです。僕のミスで落ち込んでいた時に、ジャルジャルさんを見てて好きで、なんかその影響もあって関西大学を選んだ感じです」と過去を語った。

大阪市出身の小松さんは、よしもと祇園花月でのイベント出演時にミルクボーイと共演。 楽屋で2人にあいさつした瞬間、大号泣した。ネイビーズアフロのみながわさんが撮影してく れたというミルクボーイとの写真は、涙を流したまま写ったという。

2019年に関大に入学したが、家庭の事情で休学。引きこもっていた時に、同年のM-1を1回戦から追いかけた。

「ちゃんと予選から見てみようと思って。ミルクボーイさんが優勝して、史上最高の大会と言われてますけど、めっちゃ笑いながら見ていて。そうしたら母が『そんなに笑っているの 久々に見たわ』って言ったのが、心の中に残っていて。2020年から大学行き始めるってなって、ミルクボーイさんを見てちょっと舞台に立ってみたいなって思ったんです」と、お笑いやM-1、ミルクボーイが心の支えになっていたことを打ち明ける。

小松さんは、プロになってミルクボーイと共演を果たし、今度は泣き顔でなく、写真を撮ることが目標だとした。

「仲悪くなるのが嫌。仲良すぎて今、やばいなと思っています」(小松)「トラブルがないよ う心がけている。何かお互い、ちょうどいい感じ」(野村)と、絶妙なコンビ仲を見せる2人。小松さんが3回生の時、相方探しを兼ねた服部緑地でのサークルのピクニックで野村さんに声をか けた。

先に卒業した小松さんは「一緒に入りたい」と、25年3月の野村さんの卒業を待って2人でNSC(吉本総合芸能学院)などの養成所に入る意向だ。野村さんも「就職活動は一切していません」と退路を断つ。

1人が卒業したことで〝大学生お笑い〟のカテゴリーではなくなった。小松さんは「M-1です。大学生M-1を準優勝できて、本家M-1の準々決勝に行ったナユタにあと1票まで迫れたというのも、結構自信になった。胸張ってもいいなって思っている気持ちもある。 本家のM-1でしっかりインパクトを残していくというのが一番の目標ですかね」と、次の目標を語った。

野村さんも「ナユタの2人から『次は天下茶屋が行ってくれ』みたいな声もかけてくれた。 先にバーンって行かれたけど、どこまでできるか。本当に行けるところまで行きたい」と、 漫才日本一決定戦に当面の照準を定めた。

休学も経験した5年間の関大生生活を振り返った小松さんは「関西大学に行けば絶対、自分のやりたいことが見つかるはずなんで、悔いなく頑張って欲しいなって思います。僕も3年からやりたいことやってみようかと思ったので。プロになりたいと思えるくらいすごいや りたいこと、やりがいを見つけたので、自分のやりたいことを1回考えて、実行してほしい」と、関大生にメッセージを送った。

関大生ラストイヤーの野村さんは「関大生のみんなが見に来てくれたらすごくこっちもワ クワクするし、頑張らなきゃってなる。授業終わりとか来てくれたらすごくうれしい」と呼びかけた。

大学生M-1出場直後にも「学内で声をかけられることはなかった」と振り返った2人。知名度が上昇するにしたがって、関大生にとって「天下茶屋」は関大前から乗る電車の終着駅ではなく、誇らしいOBの名として認識されることだろう。

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