宮原知子さん

「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、さいたまスーパーアリーナ)

北京五輪代表選考会を兼ねた女子フリーが行われ、宮原知子さん(23、21年文卒)=木下グループ=は132.75点、合計206.51点で5位だった。白岩優奈さん(文2)は88.96点、合計145.89点で23位。以下、演技終了後の宮原さんとの一問一答。

【写真】宮原知子さんが関大に凱旋!みんなが「おかえり宮原知子」

-点数を見た時には、自分に言い聞かせるようにうなずくようにも見えた

宮原「うーん…想像してたくらいの点数が出たので、もう少し低かったらどうしようっていう不安もあったんですけど、まあまずまずかなと思ってます」

-多くの選手が僅差で並ぶ状況。滑っている時の心境は

宮原「あんまりはっきりとは覚えてないですけど、とにかく。自分が練習してきたことをしっかりやりたいっていう気持ちでいっぱいでした」

-この影響をどのように次に生かしていきたいですか

宮原「そうですね…もう1度自分の演技を見て、あまり今はちょっと覚えてないので。 振り返って、もう一度分析したり。 練習のために何が必要か見たいと思います」

-右手になにか文字を書かれてますか?

宮原「英語で、単語で書いてるんですけど、あの…『楽しみに滑る』っていうのと『明るく自由に』。あと『失敗から学ぶ』っていう言葉を書いてます…書いてました」

-もう消した?

宮原「あの…油性ペンで描いてるので消えない」

-3月の世界選手権のあの状態からここまで戻せたことにに関してはどうですか?

宮原「そうですね…技術的にもそうなんですけど、気持ちの面でたくさん勉強というか…まあ練習というか、トレーニングというか、してきたので、それはこういう。 大きな舞台で力強いものになったかなと思います」

-右手の文字はいつ書いたのか、誰かに言われたメッセージなのか自分で考えたのか教えてください

宮原「メンタルの先生と話して、あの決めて描いたんですけど、あのショートとフリーと両方の日に書いてました」

-油性だから消えない?

宮原「手洗ったらちょっと消えました…」

-手をもう一回見せていただく事はできますか 

宮原「え〜(恥ずかしそうに手をひらひら)」

-どのタイミングできょう書いたんですか?

宮原「前の日…。特にあの、いつっていうのはあんまり決めて書いたわけではないんですけど、きょう消えかけていたので、もう一回上から書きました」

-あの緊張でなかなかジャンプとか飛べないっていうことに昨シーズンなるとこなんですけど、きょうはその緊張のコントロールはどうしたんですか?

宮原「きょうは6分間からまずまずできてたので。今までの中では、こけた失敗はあったんですけど、ちゃんとしたジャンプが跳べたなっていう感覚が多かったフリーだったと思います」

-この大会、あるいは今日のフリーに向けて(リー・)バーケル先生から何かメッセージありましたか?

宮原「ずっと大会期間中はメッセージと、FaceTimeで会話して、落ち着いて調子がいいから自分のやれることをしっかりやることと、タイミングが早くなりがちなのでそこだけは注意するようにっていう風に言っていただきました」

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