〝異物混入ワクチン〟関西大学でも接種 学生「体調に変化あっても副反応と判別つかない」

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関西大学での新型コロナワクチン接種

関西大学は8月27日、同月11日から25日まで千里山キャンパス、社会安全学部がある高槻ミューズキャンパス会場で学生・教職員らに接種した米モデルナ社製の新型コロナワクチンで、異物混入が疑われる製造ロット番号「3004734」のワクチンを接種していたことを公表した。

【写真】関西大学で始まったワクチン接種風景はこんな感じ

厚生労働省は8月28日、異物が見つかった「3004667」と製造時期が近く、同工程で製造された「3004734」のワクチンを接種した30代男性2人が死亡したと発表。接種との因果関係は不明とした。

大学は「注射器への充填時において異物の有無について入念な確認を行っています」として、異物等は見つかっていないとしている。

モデルナ社製ワクチンへの異物混入が発覚した8月26日、関西大学でワクチン接種した関大生から「接種済証のロット番号と一致している」「ビンゴー!」などの自虐?ツイートが上がった。

8月17日に千里山キャンパスでワクチン接種を受けた大学院生の男性は「モデルナの品質管理がひどいと思った。目視できる金属片は金属探知機をかければすぐにわかることなのに…」と驚きを隠せなかった。大学の事実公表には納得していたが「体調に変化があっても副反応と判別がつかないので、異物によるものなのかわからない」と話していた。

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