関西大学は8月2日、6月21日から千里山キャンパス、高槻ミューズキャンパスなどで実施している新型コロナウイルスワクチンの職域接種(大学拠点接種)実施状況を公表した。
関大生2万9778人のうち、約58%の1万7500人が接種を希望。そのうち1万6368人が、1回目接種を受けた。関西大学の教職員2028人のほか、留学を予定しながらワクチン接種が受けられなかった他大学の学生や教職員307人も接種した。
当初は学生・教職員3万5000人が接種対象だったが、関大生の家族や関大前の店舗従業員などにも対象を拡大した。7月31日までに関大生の家族3250人が、1回目の接種を終えている。
関西大学広報課は「学生、教職員の対象者には接種が行き届いていて、希望調査や予約状況などから接種の対象を広げている」と説明した。8月中旬ごろからは、人間健康学部がある堺キャンパスでも接種を開始する予定だ。
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