「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、長野ビッグハット)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦に臨んだ宮原知子さん(22=文4)は66.48点で6位発進した。白岩優奈さん(19=文1)は63.96点で10位スタート。滝野莉子さん(18=人間健康1)は43.69点で29位になり、フリーには進めなかった。以下、宮原さんとの一問一答。
【写真】宮原さんが五輪舞台で見せた世界一カッコいいガッツポーズ!
-SP、今シーズン初戦滑ってみていかがでしたか?
「楽しく滑ろうっていうことを目標に、もう今回はどうなってもすべてを受け入れようと思ってきたので、悔しいのは悔しいですけど、スピンやステップとか、最初のジャンプとかは練習通りには出来たんじゃないかなと思ってるので、結果を受け止めたいと思います」
-今日の6分間練習どのような気持ちで過ごしましたか?
「試合をイメージして、6分間練習して、少し間をあけて曲かけをするって練習をたくさんしてきて、それで経験してきた自分の気持ちをなるべく思い出しながら、こういう時にはこういう風に力を入れるとかタイミングを取るとか、そういうことをなるべく冷静に意識できるように考えながら滑ってました」
-今回のSPで、ご自身で次につながる良かった点について教えてください。
「演技自体は全然満足できてないんですけど、気持ちの面では去年のSPよりも思い切って滑ることができましたし、こういう中で本番で演技ができたってことはすごく前向きに捉えられると思います」
-6位という順位をあさってに向けてどう捉える?
「順位よりも、SPはエキシビションで少し近いものはやっていたんですけど、フリーは完全に初めて本番でやるプログラムなので、初めて見せる自分のフリーを自分も楽しめるように滑りたいです」
-初めてお披露目するフリーの見どころは?
「トスカという、すごく大きなテーマのあるオペラの曲なので、その壮大な世界観をしっかり滑り切れるようにしたいです」
-(リー・バーケル)先生からこの大会に向けてどのような言葉を受けた?
「普段の練習では試合のシミュレーションのようにして、6分間練習とその日によってランダムに滑走順を決めて試合形式で練習するのをたくさんやって、日本に帰ってきてからは調子も悪くないのであとは楽しんで、もちろんみんな緊張するし、大きな大会でもあるので、緊張してもそれは普通だから落ち着いていつも通りやることに集中してって言われて練習してました」
-日本にいつ頃帰った?拠点と、練習で重視したところは?
「日本には12月の6日くらいに帰国して、千葉県の船橋の新しいリンクで練習していたんですけど、主にどこをどう変えるとかそういうことではなくて、プログラム全体を集中的に通す練習をしたり、少し不安な部分を部分部分に分けて練習したりしてました」
-海外から帰国されたということで、リンクとホテルの往復みたいな生活をしてた?
「最初の2週間はリンクとホテルのみでずっと」
【関連記事】
【写真】宮原知子さんが関大に凱旋!みんなが「おかえり宮原知子」
【写真】NHK杯の表彰式で、優しい表情で村元さんにメダルをかける高橋大輔さん