「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、長野ビッグハット)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦に臨んだ宮原知子さん(22=文4)は66.48点で6位発進した。白岩優奈さん(19=文1)は63.96点で10位スタート。滝野莉子さん(18=人間健康1)は43.69点で29位になり、フリーには進めなかった。
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今シーズン初戦は、SP6位発進という結果になった。宮原さんは「楽しく滑ろうっていうことを目標にしてきた。悔しいのは悔しいですけど、技は練習通りにはできたと思うので結果を受け止めたいと思います」と気持ちを語った。
演技自体には全然満足できてないとしつつも「去年のSPよりも思い切って滑ることができたことや、コロナ禍の中で無事に試合で演技できたことは前向きに捉えられると思います」と、気持ちの面で「楽しく滑る」という目標は達成できた。
12月6日に拠点のカナダから帰国してからは、千葉県船橋市に完成したリンクとホテルを往復する生活を送ってきた。コーチのリー・バーケルさんからもらった 「緊張してもそれは普通のことだから、落ち着いていつも通りやることに集中して」という言葉を胸に、今年初の大舞台に臨んだ。
27日のフリーで演じる曲は、初披露するオペラ「トスカ」。「すごく大きなテ ーマのあるオペラなので、その壮大な世界観をしっかり滑り切れるようにしたいです」と前を向いていた。【村岡すみれ】
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