高橋大輔さん

「フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯・アイスダンス公式練習」(26日、大阪府門真市東和薬品ラクタブドーム)

今季フィギュア男子からアイスダンスに転向した関西大学KFSCの高橋大輔さん(34=08年文卒)が、同クラブの村元哉中さん(かな、27=16年人間健康卒)とのカップルで公式練習に臨み、初戦となる27日のリズムダンス、28日のフリーダンスに向け調整した。オンラインで取材に応じた一問一答は以下の通り。【村岡すみれ】

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―アイスダンス初戦。どのような気持ち?

高橋「そうですね。ちょっときょうは初めての公式練習だったので、アイスダンスとしてのわからない部分、感覚という部分で緊張感がたくさんあったんですけれど、哉中ちゃんの方が落ち着いて(笑い)。引っ張ってもらって。後半は落ち着いて練習はできたんですけれど、ちょっと緊張しました」

―村元選手は相手が変わってのNHK杯

村元「そうですね。氷の上に戻ってくるのが2年ぶりなので、けっこう久しぶりの感覚があって緊張した部分はあったんですけれど、コーチからも『初の場を楽しみなさい』という言葉で心強かったので、ひとつひとつを楽しもうと思って。練習をしました」

―最終調整ではリフトを見せていた

高橋「これまでやってきたことの確認という形で、ていねいに練習をしてきました。あとリンクの氷であったりとか、サイズ感、フェンス。フェンスが今まで練習してきたところと若干形が違うなと。調整しなきゃいけない部分もあったので、サイズ感とか。会場の雰囲気を感じながらとか。そういったところの練習をしました」

―村元選手は?

村元「そうですね。同じで、どのリンク行っても雰囲気とか違うので、会場の雰囲気だったり氷の質だったり、お互いの動きだったり。確認しながら練習しました」

―目標と意気込みを聞かせてください

高橋「目標というか今回は、初めてということで、この初披露で自分たちがどんな得点をもらえたり、評価をもらえるかというのが分かってくるので、今後につながる試合になってくると思うので、僕自身は楽しんで、いいスタートが切れればなと思っている」

村元「そうですね。同じ。初披露の場となるので、あまり順位とか得点とかを気にせず、いい演技ができたら普通に順位とかもついてくると思うので、大ちゃんとアイスダンスができるという、お客さんの前で披露できるという感謝の気持ちも込めて初披露の場を本当に楽しめたらいいなと思っています」

―高橋選手は1月にアイスダンスに転向して11カ月くらいたつんですけれど、大変だったしんどかったという所をどうやって乗り越えたか

高橋「すごく大変なことばっかりだったんですけど、コツコツやって、乗り越えていったという感じですかね(笑い)。まだ乗り越えられているのかどうかもわからない段階だとは思うんですけれど。コロナのこの状況もあって、練習もコーチとちょっとできたりできなかったりしたので、その中ではあまり考え込まずに、これから先を見て…見ることで、ストレスを感じずに、乗り越えてきたでいいのかなと思います」

―技術的にはあらためてやってみて、よくできてるな、あるいは難しいなという点は?

高橋「やっぱりスピン、リフトなんかはちょっと特に…時間が必要だなというところはあると思うんですけれど、スケーティングの部分でも、やっぱりエッジワークの深さであったりとか、まだまだ浅かったりするので、それはまだ日も浅いということもあるので、これからどんどん2人でつくっていく部分でもあるので、徐々に目に見えないところでのものになっていくと思うので…それから…なんだったっけ?」

(村元選手に助けを求めるも、村元選手は笑いながら頭を抱える)

高橋「質問、ごめんなさい。なんでしたっけ?話しているうちに…」

―意外にできている部分は?

高橋「できているなと思う部分はほとんどなくてですね、できてない部分ばかりなんですけれど、まぁ…いい時には見せるということは徐々にできている。それがコンスタントではないので、常に見せることができたらプラスアルファで、もっといい方向にいくんじゃないかと思っています」

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