11月16日にスタートする100円夕食

関西大学は12日、11月16日から来年1月29日までの平日の授業日に、千里山キャンパスで1日100食限定の「100円夕食」を実施すると発表した。

テイクアウト用弁当タイプの日替わりメニューを、関大生を対象に午後4時から凜風館2階の食堂で販売する。千里山キャンパス以外の各キャンパスでも、同じような学生支援サービスを提供予定だという。

【写真】コスパ最強!パワーアップした関西大学の100円朝食

関西大学では、関西大学生協の学生企画室が中心となった「100円朝食」を2015年から千里山キャンパスで実施している。関大生の父母で組織する関西大学教育後援会などが、2018年4月から100円朝食に資金援助を開始。現在では1食あたり400円かかる経費の差額を負担する形で、関大生に100円で朝食を提供している。

11月16日にスタートする100円夕食

「がっつり100円夕食」と銘打たれた夜メニューは、コロナ禍で経済的に困窮する学生支援や「学生が喜ぶ何かをしたい」と考える関西大学と関大生協の思惑が一致。教育後援会、関西大学校友会にも協力を要請している。

スタート初日11月16日の100円夕食はハンバーグデミソース、エビフライ、白身フライ、ナスの旨辛煮、ブロッコリーごま和えと豪華。ごはんも農薬や化学肥料の使用量を通常の5割以下に削減した滋賀県産コシヒカリを使用した自信のメニューだ。今後は日替わりでアジフライ、チキン南蛮、トンカツなどがメインのおかずになる。

秒殺で完売必至の100円夕食。秋学期授業期間の実施予定だが、大学では「学生の反応を見ながら、終了後もさらなる支援を検討していきたい」としている。

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