統一学園祭開幕まで「あと1日」を告げる松原直哉さん

第43回関西大学統一学園祭が11月1日、4日間の日程で開幕する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1978年(昭和53)のスタート以来、初のオンライン開催で行われる。唯一の授業日だった11月2日は休講措置がとられる(3日は文化の日、4日は大学創立記念日のため休み)。

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千里山キャンパスの中央体育館に3、4日両日設置予定だった中央ステージも急遽取りやめに。3日に生配信予定だった空音さんの学園祭ライブや、お笑いコンビ・見取り図、ネイビーズアフロ、たくろうの3組が出演予定だったお笑いライブが中止になった。すでにチケットが販売されており、払い戻しが行われている。

統一学園祭常任委員会委員長の松原直哉さん(21=経済3)は、学園祭ライブ、お笑いライブなどの中止理由について「学園祭実行委員や演者、関係者が一同に集まることはリスクが高いと考え、中央ステージからの生配信企画をすべて中止した。学生の生配信も正直、やらせてあげたかった」と、苦渋の決断だったことを明らかにした。

オープニングセレモニーや、後夜祭、KUロックフィーバーなどは事前収録したものをYouTubeやインスタグラム、公式ウェブサイトなどで配信。1日に配信時間やオンデマンドの内容が公表される。

昨年は11万人が来場した関西最大規模の学園祭。コロナ禍では、その集客人数の多さがあだになった。大学側は感染リスクを憂慮。集客を伴う学園祭開催に難色を示し、学生側にオンライン開催を提案した。統一学園祭実行委員会は、感染防止対策の実施を掲げ大学と粘り強い交渉を続けてきたが、8月にリアルな形での学園祭開催を断念。未知数のオンラインでの開催にこぎつけた。

松原さんは「オンラインでも、学生やクラブ・サークルの活躍を見せる場であることは変わらない。学園祭実行委員みんなが、新しいことに取り組んできた。来年以降、対面での学園祭が戻ってきた時、アップグレートというか、よりいいものにつながる」と自信。オンラインでも、学園祭の理念は変わらないと強調した。

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