またか…。関西大学は21日、25日16時33分に同大学などを爆破するという内容のメールが届いたとして、25日午後4時以降関西大学の各キャンパスおよび併設校を閉鎖し、学生や教職員の立ち入りを禁止すると通知した。
8月7日にも、吹田署から関西大学に「インターネット掲示板に、8月11日19時19分にキャンパスを爆破するとの書き込みがある」との連絡があり、爆破を予告した11日に各キャンパスを閉鎖。職員などが警戒にあたったが、爆発などの被害はなかった。
関西大学によると、25日は学内に入構できるが、午後4時までの退出を学生などに求めるという。
広報課への取材によると、21日までに同署から「関西大学を含む大阪府内の公共機関や大学を25日に爆破するという内容のメールが届いている」との連絡があり、大学で対応を協議。学生や教職員の安全確保のため、キャンパス閉鎖を決めた。
爆破予告メールは大阪府の機関に送られ、同時刻に大阪大の爆破も予告しているという。広報課は「爆破予告される心当たりも、25日16時33分という時刻にも心当たりはありません」と話した。
11日の爆破予告より悪質なのは、併設校の生徒にも危害が及ぶ可能性があることだ。25日は大学キャンパスに隣接する高等部や関大一中・一高など併設校の授業が始まっており、当日は午後4時までに生徒を下校させるという。度重なる関大への爆破予告。大学関係者は、関大生のみならず生徒も〝標的〟にしたことに怒りをあらわにしていた。
【関連記事】