関西大学統一学園祭の模擬店で使用されるエコトレイ容器の回収・分別を行う関大生ボランティアが、今年も不足。11月1日の開幕を目前に、運営する関西大学エコトレイプロジェクトがボランティアを募集している。
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2012年の統一学園祭から、模擬店で使われる紙皿・紙コップにリサイクル可能なエコトレイ容器を導入。13年からは、すべての模擬店で使用が義務づけられた。毎年4日間で約10万枚のエコトレイ容器がリサイクルされ、ゴミの量が劇的に減った。
学内7カ所に設置される専用回収所にスタッフを配置。エコトレイ容器の分別方法を来場者に案内するが、毎年人員不足に悩まされている。堀江由香さん(21=社4)は「使命感もあるし、しんどいけど誇りに思う。言葉に言い表せない達成感を、あなたとシェアしたいです」と参加を呼びかけた。
SNSなどでボランティアを募集しているが、必要な人数に届いていない。1日だけの参加もOKで、元川紬さん(22=社4)は「サークルに入っているも入っていない人も、気軽に参加できる学園祭のボランティア。多くの人に参加してほしい」と協力を求めた。
メンバー同士の仲が良すぎると有名な関西大学エコトレイプロジェクト。初参加でもすぐに仲良くなれる団体独特の雰囲気が、先進的なリサイクルを学祭に根づかせた。佐田詩葉さん(21=文4)は「多くの人に出会えるし、温かい方に出会えるので少しでも気になれば来て下さい」と、おそろいの緑のジャンパーを秋風になびかせていた。
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