関西大学アイススケート部監督兼コーチの織田信成さん(32=15年文院修了)が、9月9日付で監督とコーチを退任した。同大が同日、発表した。監督の後任は未定で、学長補佐の岡田忠克人間健康学部教授(49)が監督代行を務める。また、織田さんの母・憲子さん(72)が後任コーチとして同部に復帰する。
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織田さんは2017年4月、前監督の長光歌子さん(68)からバトンを受け、濱田美栄コーチ(59)との体制で学生の指導にあたった。任期は2年間で、3期6年まで更新できる契約だったが、道半ばでの退任となった。
関西大学は、ブームスポーツの取材に「織田さんが多忙な中で、学生を指導する時間が取れないということでやむなく退任となった。慰留はしたが、織田さんは春先から悩んでおり、大学側と話し合いの場が設けられ、きょう付で退任という結論に至った」と説明。あくまでプロスケーターやタレントとして活躍する織田さんの多忙が理由とした。
ブームスポーツなどに宛てた文書で、関西大学は「2017年4月の着任以降、後進の育成に多大なるお力添えをいただきました。大変残念ではありますが、今後も本学フィギュアスケート関係でご指導、ご鞭撻を賜る機会があることと存じます」などとした。同部部員や大学関係者も驚いた電撃退任。学生時代から慣れ親しんだ関大のリンクに、織田さんはひとつの区切りをつけた。
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大らかな処分で守ってもらってたから
恩返しのためずっと頑張るのかと思ってたけど
まあ仕方ないかね