フィギュアスケート男子の須本光希さん(すもと・みつき、18)が関西大学政策創造学部に入学。1日に行われた入学式で、ブームスポーツなどの取材に応じた。3回生シーズンの2022年に、北京冬季五輪を迎える須本さんは「在学中に五輪のシーズンがあるので、しっかり出られるように向かっていきたい」と決意表明した。
【写真】昨年10月、府立臨海スポーツセンター改修工事記念イベントに出演した須本光希さん
新入生6736人が出席した入学式。須本さんは、午前の部の最前列の席に座っていた。「ファイナルに出させてもらったシーズンよりも、1回生の間は、一番の成績を出せるように」。真新しいスーツで〝いちばん〟の部分に力を込めた。
大阪府臨海スポーツセンターを拠点にしながら、アイススケート部の活動では高槻キャンパスのリンクに通う。「大阪府のスケート連盟にお世話になったので、大阪から出ずに大阪の大学にしようって思いました。同志社とかだと(連盟が)京都になっちゃう」と、地元への恩返しを誓う。
4年間の関大生生活を前に「先輩とかに大学生活は楽しいとは聞いているんですけど、不安だらけで…友達づくりとか…」と気をもむ須本さん。春学期が始まって1週間のいま、その心配もきっと杞憂に終わっているだろう。【小野桃子】
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