年明けに控える恐ろしい試験はまだ見えないふりをして、しばし羽根を伸ばしましょう!ググっても出てこない映画のはなし、年末年始のご参考に!
1.どこの映画館に行くのが正解なのか
久しぶりに映画でも行くか!と意気込んだものの、さぁどこで観ましょう、とそんな時。それぞれの映画館には特徴があります。 前回は音響の話→http://wp.me/p7VfeW-Fc
やっぱりせっかく映画館に行くなら、ド迫力の音量で!家では叶わないようなドでかいスクリーンで!が醍醐味です。ということで今回はスクリーンの話。
映画館に行っても、部屋によってスクリーンの大きさが違います。映画館には50席未満~500席以上まで、席数によって大きさの異なるいくつかの部屋があります。
(ここで豆知識。複数の部屋を持つ映画館をシネマ・コンプレックス、通称シネコンといいます。対するのはスクリーンが1つの映画館、いわゆるミニシアターです)広い部屋には大きいスクリーン。小さめの部屋には小さめスクリーン。 とびきりデカイスクリーンで観たいなら!
その1 小さくなる前に!公開初日を狙う!
お気づきの方も多いと思いますが、公開された映画は1日8回→4回→1回…、席数も700席の部屋→300席→102席…と時が経つに連れて規模を縮小していきます。人気のある作品や、客足が途絶えない、むしろ伸びている!となればステイ、もしくは拡大ということも有り得ますが、大概は次の新作に大きな部屋を明け渡す運命です。ご希望の大きなスクリーンで観るには、上映回数が大きい公開したてのうちに劇場へ。
ただ、公開初日を小さな部屋で迎える作品もあります。作品と部屋の組み合わせは、劇場が直前まで調整するシビアなところ。劇場公式HPの上映スケジュールの横には、スクリーンNo.が記載されています。施設情報と照らし合わせて、その映画館で何番目に大きい部屋か確認してみるとなんとなくの大きさがわかります。
【参考】 待ち合わせで有名な梅田駅の「BIGMAN」は、タテ 2.59m×ヨコ 4.61m(11.94㎡)のおよそ200インチ。これを少し横に広げると、TOHOシネマズ梅田の一番席数の少ないSCREEN5(2.6×6.1m、96席)とほぼ同じです。TOHO梅田は一番小さくてほぼBIGMAN。 そう考えると関大のBIGホールのスクリーンは、映画館並に大きいんですね。
その2 とにかくIMAXに一回行ってみて
IMAXシアターとは、カナダのIMAX社が作り上げた上映システムのこと。巨大スクリーンと独自の音響システムを持つ、つまりすごくすごく凄いシアター。未体験の方は一度行ってみてください。「映画ってこんな凄かった!?」って思ってもらえるはずです。
近畿圏にあるIMAXは以下の6箇所。
TOHOシネマズ二条/109シネマズ大阪エキスポシティ/TOHOシネマズなんば(本館)/ユナイテッド・シネマ岸和田/109シネマズ箕面/シネマサンシャイン大和郡山
中でも「109シネマズ大阪エキスポシティ」のIMAXは18m超×26m超の、日本で一番大きい…というより、日本で唯一の「本物のIMAX」です。その他の5つは一応IMAXだけど小さめ。 スターウォーズなど、海外の製作国では「IMAXシアター用」の映画が作られます。
「IMAX版」で撮影された映像は、日本の小さめIMAXスクリーンをはみ出てしまい全部を投影できないため、画面をいわばトリミングして上映しています。 トリミング!? そう、つまり。同じ映画を観ていても、画面の外側にまだ広がっているはずの情報が見えていないということ。それを削ること無く見せることができるサイズのスクリーンは、今日本でエキスポにしかありません!!!
しかも驚異の12.1ch!なにそれ?という単語や、12.1チャンネルって何?ということは、ググればすぐわかります。「NE◯ERまとめ」とかよりは、詳しい方のブログを見るのが分かりやすくておすすめです。 この吹田になんでそんな凄いものが…とお思いかもしれませんが、日本全国から映画を見にわざわざ映画ファンが詰めかけるような映画館がせっかく近くにあるんだから行かない手はありません。行かにゃ損。
他にもTOHOシネマズくずはモール SCREEN1(8.4×20.0m) *TCX®サイズ*DOLBY ATMOS という素晴らしい音響システム付き 京都シネマ京都桂川 8スクリーン(15.8m×8.54m) *ULTIRAというこれまた素晴らしい音響・映像システム付きの劇場も、意外な場所にあるかもしれませんが、IMAXに負けず劣らずおすすめです。特にIMAXは前述の通り、新作の洋画が上映されるケースが多いので、邦画を大画面で観たい場合はこれらのスクリーンが活躍するかもしれません。 この映画館のあのスクリーンいいよ!とかマニアックなご意見があれば是非コメントで教えてください! 映画館もどんどん進化しております。
年末年始も
12/21(金)~『シュガー・ラッシュ:オンライン』 https://www.disney.co.jp/movie/sugarrush-ol.html
12/21(金)~『アリー/スター誕生』 https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=016373
12/28(金)~『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=016368
1/4(金)~『ワイルド・ストーム』 http://klockworx-v.com/wildstorm/
など…新作目白押しです!是非大迫力で楽しんでください!
さて、関大生なら1000円で映画が観れる「関大生割引」がある十三の映画館からもおすすめをご紹介します。
◆早く知って欲しい!これから来るミュージシャンと若い才能たち!
今年で7年目を迎える音楽×映画の実験室。ムービー×ミュージック=「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ) 」。映画監督とミュージシャンがペアになり、1本の映画を製作します。これまでも数々の名作や新星を輩出してきました。 主な過去の参加アーティストは次のとおり。
◆映画監督 今泉力哉(『パンとバスと2度目のハツコイ』『愛がなんだ』) 松本花奈(中学聖日記 スピンオフムービー「聖ちゃんと会う前の僕たち」) 枝優花(『少女邂逅』STU48「暗闇」) 山戸結希(『溺れるナイフ』RADWIMPS「光」) 酒井麻衣(ドラマ『恋のツキ』ゲスの極み乙女。 「ドグマン」)
◆役者 菅本裕子(ゆうこす) 吉村界人 小川紗良 森川葵 吉岡里帆 木口健太
◆ミュージシャン 大森靖子(『サマーセール』) カネコアヤノ yonige 挫・人間 GOMESS 馬と魚 町あかり BiS)
名立たるメンツ…!彼らもまだ注目される前に映画に参加して、MOOSIC LABから飛び立って行った実力派ばかり。 今年の参加アーティストの中に、あなたがすでに知っている人はいますか?早速チェック!!
「MOOSIC LAB 2018」http://moosiclab.com/?page_id=16
「MOOSIC LAB 2018」 12/22(土)~1/4(金) シアターセブン&第七藝術劇場にて公開中!
大阪の上映スケジュールはこちら http://www.nanagei.com/movie/data/1306.html
◆第七藝術劇場に松本穂香さんが来ます!
映画『アストラル・アブノーマル鈴木さん』 1月12日(土) 13:15の回上映後 舞台挨拶予定
松本穂香さん、大野大輔監督 地獄のように娯楽が無い田舎町を舞台に、宇宙的に(=アストラル)異端な(=アブノーマル) グレート ユーチューバー・鈴木ララが周囲を巻き込み、“ジワる”大暴走! その果てに見つけたものとは…?予告編https://youtu.be/RFuxHp2qvVA
・NHK連続ドラマ小説「ひよっこ」に出演
・auのCM「意識高過ぎ高杉くん」で神木隆之介と共演 ・「あの頃、君を追いかけた」で斉藤飛鳥さんの友達役を好演! ・そしてTBS日曜劇場「この世界の片隅に」で3000人のオーディションの中から主演に抜擢! ・そしてそしてJR SKISKIのモデルに大抜擢! そんな注目女優・松本穂香さんが、夢や目標は特に無いがチヤホヤされたい願望だけは人一倍強いララと東京で女優として成功している双子の妹・リリを1人2役での大怪演!
『アストラル・アブノーマル鈴木さん』:http://www.nanagei.com/movie/data/1307.html
1/5(土)上映開始!1/12(土) 13:15の回上映後 舞台挨拶 ※その他の日程は時間調整中です。
【関大生割引】十三の映画館、第七藝術劇場とシアターセブンでは、関西大学の学生や教職員を対象に、通常一般1800円の入場料金を1000円に割引!学生証・職員証をお忘れなく。 ※2019年3月31日までの期間限定※一部対象外の作品あり。
【第七藝術劇場公式ウェブサイト】http://www.nanagei.com
【公式ツイッター】 https://twitter.com/7_gei
【シアターセブンウェブサイト】http://www.theater-seven.com/
【公式ツイッター】https://twitter.com/juso_theater7
次回もお楽しみに!【シアターセブン・早瀬周子】