11月1日から4日まで開催された関西大学統一学園祭の来場者数が、史上初めて10万人の大台を超えたことが10日までに同学園祭実行委員会の取材で分かった。過去最高だった昨年の9万人より1万4千人以上増加。2014年の来場者数5万人の倍以上に膨れ上がった。
関西の大学では最大。関西最大級の学園祭として来場者数を公表している近畿大学東大阪キャンパスでの「生駒祭」(3日間=5万人)の約2倍を記録した。1978年(昭和53)にスタートした統一学園祭は、平成最後の第41回で金字塔を打ち立てた。
今年の関西大学統一学園祭は、サークルやゼミ単位で195の模擬店が出店。スーパーマラドーナ、アキナ、吉田たちが出演したお笑いライブやベッキーのトークショーには1000人の観客が駆けつけた。11月2日に行われたKEYTALK、キュウソネコカミのライブは、昨年の学園祭ライブを超える3500人が集結。会場の中央体育館を揺らした。
関西大学統一学園祭常任委員会委員長の佐藤佑樹さん(21=経済3)は「10万人という目標の数字を大切にしたい」と話していたが、750人の学園祭実行委員とともに目標を達成した。