11月2日に関西大学千里山キャンパス中央体育館で行われるKEYTALKとキュウソネコカミの学園祭ライブが、3500人規模で行われることが1日までに分かった。2015年に行われたコブクロライブの5000人に次ぐ規模で、関大生に割り当てられた学内チケットはすでに完売。3500円の学外チケット（関大生でも購入可能）が、1日より若干枚数、千里山キャンパス内で発売される。
2014年のスガシカオ、9nine以来の〝対バン〟。3200人の観客で埋まった昨年のかりゆし58以上に、中央体育館のアリーナに座席を増設して行われることになった。2002年にスタートした学園祭ライブを運営する関西大学統一学園祭実行委員会ライブ局の篠浦拓心さん（21＝経済3）は「学園祭ライブでしか味わえない雰囲気や距離感を楽しんでほしい」と、総勢47人の局員とともにライブの準備を進めてきた。
【写真】ライブの時の中央体育館はこんな感じ…昨年のかりゆし58学園祭ライブ
関西大学統一学園祭で行われる学園祭ライブやトークショーなどは、タレントのギャラなどにかかる経費を観客数で割った値段がチケット料金となり、利益を出してはいけないことになっている。もちろん、チケットが売れなければ赤字に。来学ゲストの人選を含め、毎年絶妙なハンドリングが求められる。篠浦さんはKEYTALKとキュウソネコカミの来学を発表した当日、関大生の反応が気になったようで「ツイッターでエゴサーチしました…。関大生が食いついてくれた」と胸をなで下ろしたという。
2016年に行われた関大でのSHISHAMOライブを見た高校生が感動し、関西大学を受験。春からライブ局員の一員に加わり、新たな学園祭の歴史をつくる。歌詞に出てきそうな物語が、今年も奏でられている。1978年（昭和53）の第1回統一学園祭のゲストは、まだデビュー前だった竹内まりや。40年後の「ハッピー爛漫!!平成最後の大騒ぎ」と銘打たれた平成ラストライブは、きっと楽しいものになる。
【関連記事】
【写真】「関大で一番おもろいやつ誰やねん選手権」に出た関大生時代のゆりやん
