第41回関西大学統一学園祭が1日、4日間の日程で開幕した。メーン舞台となる千里山キャンパスの中央ステージでは午前10時からオープニングセレモニーが行われ、約700人の学生が参加。開会を告げるファンファーレに合わせて、ジェット風船が秋空に舞った。
同学園祭実行委員会・常任委員会委員長の佐藤佑樹さん（21＝経済3)は「関大生が作り上げたこの学園祭は西日本第大規模であり、一番アツい学園祭だと自負しております。この4日間のために、たくさんの時間を費やしてきました。約3万人の関大生の熱気を、感じ取ってください」と開会を宣言した。
【写真】2017年は小室哲哉仕様のキーボードで登場した高増明副学長
大学を代表してあいさつした副学長の高増明社会学部教授（たかます・あきら、64）は「大学祭のあいさつということで、普通にやってもつまらないということで…」と、副学長室に置いてある私物のセグウェイに乗って登場。関大生をアッと言わせた。
高増副学長は「関西大学の魅力の中心は千里山キャンパス。このキャンパスで、皆さんが楽しく元気に活動していることをアピールする絶好の機会。ぜひいろんな形で、来場される方にアピールしていただきたい」とエールを送った。
2016年は山下達郎のアルバム「RIDE ON TIME」のジャケットをほうふつとさせる姿でギターをかき鳴らし、昨年は小室哲哉仕様のキーボードで学生を驚かせた。学内の移動にもセグウェイを使うというが「セグウェイに乗って立ってあいさつするがなかなか疲れました…」。オープングセレモニー名物となった高増副学長のあいさつ。自らの手で、毎年どんどんハードルを上げている。
