関西大学は16日、2月に行われた一般入試(学部個別日程・全学部日程)とセンター利用入試(前期・中期)の合格者を発表し、受験生に合否の通知文書を発送した。合格者は1万5477人。志願者数は8万4588人で、実質倍率は5.46倍だった=別表。

文部科学省による私大定員厳格化が、関西大学の入試を難化させた。前年比で志願者は9581人増えたが、合格者は逆に2090人少なくした。昨年度も合格者を5%絞り込んだが、今年度はさらに12%減。倍率も大幅に上昇した(2017年度は4.27倍)。実質倍率が5倍を超えたのは2010年度入試以来。

学部別では社会安全学部の8.33倍が最難関。最も倍率が低い化学生命工学部は2.92倍だった。【写真・2017年度の関西大学入学式】

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