-四大陸が終わって、具体的に取り組んだことを教えてください
「曲かけの量は、四大陸に行く前と比べて増やしました。後は、ジャンプの練習をしっかり回転不足がないように意識をより強く持って練習するようにしています」

-曲かけの量はどれくらい増えましたか
「う〜ん。倍くらい。ショートもフリーも両方です」

-ジャンプの回転不足はメンタルの部分?
「やっぱり四大陸選手権では調子がうまく上がらなくて、気持ちを上げていけないまま試合に入ってしまった。それが一番の原因だと思うので、そこを直すために、どんな状況でもしっかり跳べるようにするってことで、気持ちが引いてしまわないようにする練習というか…意識を持つようにしています。疲れている状態とか、トレーニングしたりとかで次の日が体がしんどいなと思った時でもちゃんと跳べるように。試合は緊張して、トレーニングとはまた違う体の疲れも出てくると思うので、どんな状況でもできるようにという意識をしています」

-足の炎症はもう大丈夫ですか
「もう大丈夫です」【写真・記者の質問に答える宮原知子さん】

-競技は午前中ですがそのへん意識はしていますか
「試合の日が朝の練習がすごく早いので、朝練やったりとかもしているんですけど、全体的に見て、練習も朝イチっていうのが意外に少なかったので、あまり毎日毎日、朝練という感じではなくて、その日のその時間に、自分の体を合わせられるように。そういう意識はしてます」

-曲かけの練習は連続して何度も?
「連続でやったり、間を空けてやったり。一回動いて、製氷の間に…試合みたいな感じで、いったん靴を脱いで、すぐ滑る時にまた曲かけするとか。そういう練習をしています」

-成功率は四大陸前と比べて
「だいぶ確率も上がって来ている。体が元気な日はノーミスの演技もできるので、それをいつでもできるようにしよう!っていうので、いま頑張って練習しています」

-団体戦の位置付けは
「初めてのオリンピックということなので、団体戦に、個人の前に出られることはすごくいい経験になると思う。そこでオリンピックっていう雰囲気をやはり感じて、個人戦に向けたいなと思っています」

-団体戦に出るというのはまだ言われてない?
「はい」

-チームジャパンとして、団体戦に向けては
「自分がちゃんとした演技をしないと、チームにも貢献できないと思うので。日本のためにも、自分のためにもしっかりできることをやるというのを意識してやりたいです」

-SAYURIのプログラムの解釈に「さゆり」を原書で読んでいると聞きましたが
「本当にちょっとしか読んでいないので…全部は読み切っていないんですけど、英語でちょっとずつ読んでいます」

-曲の表現に使えそうなところは
「映画を本を読む前に見たんですけど、映画よりも細かい描写がたくさん書かれていて、映画のあの場面の裏に、こういうことがあったのかということがいろいろわかったりしたので、主人公の気持ちとか、すごく理解できました」

-出発前までどのように過ごされますか
「いままでの試合と変わらず、やれる練習をすべてやり切って、自信をもって試合に入れるように、たくさん練習していきたい」

 

 

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