平昌五輪に出場するフィギュアスケート女子の宮原知子さん(さとこ、19=文2)が4日、関西大学たかつきアイスアリーナでの練習を公開した。ショートプログラム(SP)の「SAYURI」を本番さながらに通し、3回転の連続ジャンプも成功。目前に迫った大舞台へ、順調な仕上がりを見せた。

3位に終わった1月の四大陸選手権後、SPとフリーの曲をかけて滑る練習を倍の量に増やした。自分に負けてしまったことが、一番悔しいと振り返る。課題はジャンプの回転不足だ。「どんな状況でも、しっかりとしたジャンプを跳ぶ練習を重点的にしています。回転不足がないよう、意識をより強く持って練習している」と弱点克服へ全力を注ぐ。

左足甲の炎症も問題ないという。宮原さんは「やれる練習をすべてやり切って、自信をもって試合に入れるようにたくさん練習していきたい」と、あさって7日の出発直前まで関大リンクで調整。万全の状態で決戦の地へ向かう。【写真・平昌五輪に向け、練習を公開した宮原知子さん】

ブームスポーツでは、会見での一問一答を掲載します。【藤野裕友】

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