関大前の焼鳥店・とりのすけ関大前店が、昨年12月30日の営業を最後に閉店したことが分かった。

今月、同店には「この度とりのすけ関大前店は、2017年12月30日をもちまして閉店することになりました」とのお知らせが貼られた。公式ツイッターでは告知されなかったことから、突然の閉店だったことをうかがわせる。

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とりのすけ関大前店は2007年にオープン。関大生に一番人気の焼鳥店・鳥貴族よりも先に開店した。最大50人が座れる大きな座敷が特徴。クラブ・サークルの宴会などで重宝された。【写真上・閉店したとりのすけ関大前店 写真下・店先に貼られた閉店のお知らせ】

宴会利用が多いからか、関大生の要望により誕生した裏メニューがあった。スピリタスのピッチャーだ。文字にするだけで吐きそうだが…。アルコール度数96%のウォッカを、ピッチャー容器で出すという最狂の宴会メニュー。ショットグラスで飲み干しては、店の隣を流れる上の川(かみのかわ)にリバースする学生が多かった。

昨年6月、チェーン焼鳥店の吉鳥関大前店がオープンし、関大前の焼鳥店は7店までに増えた。同年7月、一番の老舗だった雷(らい)が営業を終了。とりのすけの閉店で、熾烈なチキンレースは鳥貴族、炭火焼八剣伝、ちんどん、吉鳥、鳥二郎の5店舗によって繰り広げられている。

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