「アンマー」などのヒット曲で知られるかりゆし58(ごじゅうはち)が11月4日、関西大学千里山キャンパス中央体育館で「マツリはじまり〜かりゆし58×関大2017」と題した学園祭ライブを行う。【写真・チケットの引き換えや販売を行うライブ局員のみなさんと平尾忍さん(右から2人目)】

関西大学統一学園祭期間中の同キャンパスでもチケットが発売されるが、3200席完売まであとわずか。ライブを運営する関西大学統一学園祭実行委員会ライブ局の平尾忍さん(22=経済3)は「3200人の観客は、学園祭ライブとしては全国最大の規模。だからこそ迫力があるし、関大生の思いがひとつになる」と、ひとりでも多くの関大生を集結させる。

かりゆし58は、5年ぶり2度目の来学。2012年の統一学園祭では乃木坂46、ONE☆DRAFT、KIDSらとライブを行ったが、今回は単独での公演だ。「5年前も完売で、学園祭を大きく盛り上げてくれた。学園祭実行委員の間で、昨年の学園祭のテーマソングが偶然、かりゆしの『オワリはじまり』だったんです。後夜祭でも流れて、涙を流す実行委員もいた」と、数ある候補の中から沖縄出身の4人組を選んだ。

関西大学の学園祭ライブは、席数の設定などでチケット販売の微妙なさじ加減が求められる。利益を出してはいけないが、かといって赤字を出すわけにはいかない。即完売になっても、学生から不満が噴出する。「売り切るために考えて…本当に難しい」と振り返る。関大生以外にも公演を広くPRしようと、繁華街の路上などでチラシを配り来場を呼びかけた。

当日は、ライブ局員が制作した横断幕が観客をお出迎え。来場者特典としてシールが配られる予定だ。平尾さんは「舞台も照明も、ふだんのライブとひけを取らない。歌詞がストレートだから、ストンと心に響いてくる。魂のこもった歌や曲が、観客それぞれの目標のきっかけになってくれたら」と、平尾さんは運営に関わった関大生全員の思いを代弁した。

【日時・場所】2017年11月4日(土)関西大学千里山キャンパス中央体育館

開演:午後1時30分 開演:午後2時30分〜

【学内チケット】2400円(関大生および同伴者)【学外チケット】3500円

【詳細・お問い合わせ】http://touitsukousei.net/live/

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