関西大学で17日、6限以降の授業が休講となった。急速に発達した低気圧の影響で春の嵐となり、5限の授業中だった同日午後5時18分、堺市など大阪府の泉州地方に暴風警報が発令された。大学の内規では、大阪府のいずれかの市町村へ暴風警報が発令されると授業が中止・短縮され、以後休講となる。暴風警報発令による休講は、2014年10月6日以来約2年半ぶり。

関西大学広報課によると千里山、高槻、ミューズ、堺の各キャンパスで大学職員が授業中の教室を回り、教員に暴風警報の発令を知らせたという。総合図書館なども閉館となった。

台風接近時以外での休講は珍しく、2009年5月には新型インフルエンザの流行で1週間休講に。2013年4月13日の淡路島地震発生時では、1~2限の授業が休講措置が取られた。【表・関西大学最近の主な大規模休講】

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