関西大学千里山キャンパスに6月27日、参院選（10日投開票）の期日前投票所が1日限りで開設され、午前10時から午後４時半の間に学生や地域住民106人が投票した。【写真・関西大学千里山キャンパスに設置された期日前投票所で投票する相馬朋恵さん（撮影・山本真也）】
同キャンパスに期日前投票所が設けられるのは初の試み。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる初の選挙。関西大学と吹田市選挙管理委員会が、若者の投票を啓発する目的で設置した。
高校生や大学生に投票を呼びかける学生団体・ivote（アイボート）関西の関大生メンバー・相馬朋恵さん（20＝経2）は「コンビニや売店に行くノリで行けた。若者のことを考えている政党や候補者に投票しました」と1票を投じた。
吹田市選挙管理委員会によると、学生25人が投票。18歳は2人、19歳は6人だった。「吹田市のほかの期日前投票所に比べると、若い人の比率は少なかった」（同選管）。盛り上がらない参院選を象徴するかのように、わざわざ期日前投票をする関大生は少なかったようだ。
