リオデジャネイロ五輪・セーリング(ヨット)女子49erFX級に出場する高野芹奈さん(たかの・せな、18=人間健康1)の壮行会が6月29日、千里山キャンパスで行われた。

金言を授かった。壮行会では、高橋大輔さん(30)、アイススケート部コーチの織田信成さん(29)、宮原知子さん(18=文1)からメッセージが届いた。【写真・池内啓三理事長(左)、楠見晴重学長(右)から寄せ書きされた日の丸を受け取る高野芹奈さん=関西大学千里山キャンパス(撮影・岡田拓也)】

夏季と冬季の違いこそあれ、大舞台を経験した選手の言葉の重みは違う。高橋さんは「この五輪は高野さんをさらに素敵なアスリート、女性にしてくれると思います。緊張してなんぼです。現地でも応援させていただきます」と寄せた。

織田さんも「五輪は選ばれた人だけが出る舞台。競技を始めて3年あまりで五輪に出場されるその才能と努力に驚いている。僕もキャスターとして現地からエールを送ります」と、高野さんの心を奮い立たせる。

18年平昌冬季五輪を目指す宮原さんは「五輪は未知の世界ですが、最高の笑顔で終えられるよう祈っています。私も1年半後に向けて頑張ります」とエールを送った。

3人からの激励に、心を弾ませた。「初めてのことなのでうれしかった」と、思わず白い歯をのぞかせる。関大生から、寄せ書き入りの日の丸を受け取った。7月3日には、五輪前最後となるリオ遠征に出発する。

F1レーサーのアイルトン・セナから、芹奈と名付けられた高野さん。「金メダルを目指したい。私たちのセーリングはリオでは有利。チャンスをつかんで成績を残したい。感謝の気持ちは結果で示す」と、ブラジルの爆走を誓った。

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