リオデジャネイロ五輪・セーリング(ヨット)女子49erFX(フォーティーナイナーエフエックス)級に出場する高野芹奈さん(たかの・せな、18=人間健康1)が13日、母校・大阪市立阪南小の児童が開いた「高野先輩を応援する会」に出席した。

全校児童700人から、ハイタッチの嵐。同校卒業式で「エジプトの考古学者になりたい!」と叫んだ少女は6年後、オリンピアンとして帰ってきた。「子どもたちの元気に圧倒された。パワーをもらった」と笑顔を見せた。【写真・阪南小の児童から激励を受ける高野芹奈さん】

5月上旬から3週間、リオの海で合宿を張った。「なかなかいいんじゃないの、と思いました。風向きの変化や潮の流れが急だったり難しい海面だけど、西宮より、においがなくてきれいかも(笑)」。五輪開催地と西宮沖を比べる余裕?に、爆走の予感がする。

20チーム中15位…と控えめに掲げていた目標も、どんどん上がっていく。「恵子さんと話して、金メダル獲ったるわ!と練習していこうと」。ペアを組む宮川恵子さん(30)との日々の練習で、テンションが高まる。

関西大学入学式で春風になびいていたストレートの黒髪は〝リオ仕様〟に。「色を変えてみた。自分にカツを入れるため」とはにかむ。決戦まであと2カ月。髪形と焼けた肌に、自信と覚悟が見えた。
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