関大で撮影!宮原知子さん×大島紬 美のコラボ

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4月から関西大学文学部に進学するフィギュアスケート女子の宮原知子さん(みやはら・さとこ=17)が、鹿児島県奄美大島に伝わる「大島紬(つむぎ)」で作られた衣装を着用して、関西大学高槻キャンパスのアイスアリーナの氷上に立った。

広告代理店・電通が、伝統工芸の新たな価値を世界に発信する「good JAPAN innovation」プロジェクトの一環。「伝統工芸×デザイン」をテーマに、優れた日本のものづくりと電通のアートディレクターがコラボして作品を制作している。

大島紬は約1300年の歴史を誇る絹織物で、手で紡いだ絹糸を泥染めと呼ばれる染色方法で染め、手織りした織物。電通関西支社のアートディレクター・市野護さん(34)が、大島紬の絣(かすり)模様の緻密さと、フィギュアの繊細な美しさを結びつけた。

市野さんが、関西大学と宮原さんの所属事務所を通じてオファー。四大陸選手権を目前に控えた超多忙なスケジュールの中、撮影が行われた。【写真・関西大学高槻キャンパスのアイスアリーナで撮影を行った宮原知子さん(撮影・行友重治)】

大島紬の衣装に身を包んだ宮原さんが滑走する姿は、まさに美のコラボ。「思っていたより軽くて動きやすかった。着心地も良かったです」と笑顔を見せた。

フィギュアスケートのファンという市野さんは「衣装はエキシビションなどで実際に着てもらえればうれしい」と話した。制作した衣装は、東京都港区の電通本社ビルエントランスホールで展示される。

電通のウェブサイト「Web電通報」で、撮影の様子を写真や動画で紹介している。アドレスはhttp://dentsu-ho.com
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