関西大学は29日、サッカー部の監督に同部OBでJ1リーグのG大阪などでプレーした前田雅文さん(33=05年社卒)が2月1日付で就任すると発表した。島岡健太監督(42)は退任し、同リーグ名古屋のコーチに就任する。

前田さんは関大卒業後、G大阪に入団。ルーキーイヤーの2005年(平成17)5月8日、万博での名古屋グランパス戦にMFとして途中出場。後半31分に決めた自身の初ゴールが、くしくもJリーグの1万ゴールとなり、歴史に名を刻んだ。

関大生時代にも伝説を残している。社会学部1回生だった01年(平成13)5月12日、関西学生サッカー春季リーグ・大体大戦の後半26分に初出場。FKからのファーストタッチが初ゴールとなり、その1点が関大の1部残留を決める決勝弾になっている。

「全員サッカーを通じて、日本一」を目標に掲げ、2021年(平成33)に創部100周年を迎えるサッカー部。強運ぶりを、母校でも発揮する。
【関連記事】J1万ゴール決めた前田選手は関大でも…-2005年5月9日

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