関西大学は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種となる大学拠点接種を、2022年5月上旬から6月上旬に実施すると発表した。モデルナ製ワクチンの使用を予定している。
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接種対象者は、各自治体から送付された3回目の接種券を持つ関大生と教職員。4月入学の新入生も対象となる。関西大学の各キャンパスで1、2回目のワクチンを接種した卒業生や関大生の家族、大学関係者も含まれる。いずれも、2回目の接種完了日から6カ月以上経過していることが条件となる。予約方法などは、後日改めて告知するとした。
また、関西大学は高槻ミューズキャンパスを大阪府に大規模接種会場として3月29日まで施設貸与しており、大阪府民は接種可能。この場合は、大阪府コロナワクチン接種センターのホームページからの予約が必要となる。
2021年6月から10月にかけて実施された大学拠点接種では、関大生の56.8%にあたる1万6826人がワクチンを2回接種した。
関西大学の芝井敬司理事長(66)と前田裕学長(ゆたか、66)は16日、連名で学生へのメッセージを送った。ワクチン接種は個人の自由意志に委ねられるとしながらも「学生のみなさんが安心で安全な学生生活を送るために、なるべく早く多くのみなさんにワクチンの接種を済ませていただきたいと考えています」として「新学期からの対面授業や課外活動の安全な実施に向け、みなさんの協力をお願いします」と接種への協力を求めた。
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